銀座・和光は、ニューヨーク発の希少なアショカダイヤモンドを用いたジュエリーコレクションを発売した。
エレガントな長方形のフォルムと丸みを帯びたコーナーが特徴のアショカダイヤモンドは、ニューヨークの有力な宝石商でユダヤ系ダイヤモンドディーラーでもあったウィリアム・ゴールドバーグ(William Goldberg)により1999年に誕生。インド南部・ゴルコンダ地方で発見された41.37カラットのダイヤモンドの研究から、2種類のブリリアントカットを組み合わせた62面体の独創的なフォルムが考案された。
高い透明感と華麗なきらめきを引き出すカットには、大きくて長い原石を必要とするが、その基準を満たすのはダイヤモンド全体の1%未満。ハリウッド女優リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)が婚約指輪に贈られたことで、その名が一躍世界に広まったダイヤモンドだ。名称の“アショカ”は、古代インド・マウリヤ朝時代の王の名に由来する。
和光では、厳選したアショカダイヤモンドをニューヨークで買い付け、オリジナルのジュエリーを製作。普段使いからリュクスなものまで、洗練されたデザインと滑らかな着け心地、一粒一粒の美しさを最大限に表現した同店限定のコレクションを豊富に取りそろえる。また、12月25日まで、ホリデーギフトにおすすめの“フォーカス”コレクションの新作もラインアップ。
日本では目にする機会が少ないアショカダイヤモンドの販売は、和光バイヤーの情熱と、1940年に「命のビザ」発給で多くのユダヤ人系難民を救ったことで知られる日本の外交官、杉原千畝の子孫の仲立ちで実現したという。
和光
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