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「フェムテック トーキョー」は1万4000人集客 幅広いラインアップで盛況

 RX Japanは、フェムテック関連企業の合同展示会「フェムテック トーキョー(FEMTECH TOKYO)」を10月20〜22日に東京ビッグサイトで開催した。大手から新興企業、クリニックなど約200社が出展し、3日間で1万4123人を集客した。

 同展ではフェムテックを「女性のライフステージにおける生理・月経、妊活・妊よう性、妊娠期・産後、プレ更年期・更年期などの様々な課題を解決できる製品やサービスの総称」として位置づけ、カテゴリーごとに5つのエリアで構成した。吸水ショーツのような “テック”を生かした課題解決アイテムから、健康食品・サプリメント、骨盤底筋トレーニングマシーン、企業向け女性支援サービスといったソリューションの提供まで幅広い。

 繊維関連では、専門商社、合繊メーカーなどがハイテク素材、サステナブルにつながる素材などを生かした製品をもって参加。女性スタッフの視点やアイデアを生かしたプロジェクトが目を引いた。ヤギは2021年にスタートしたフェムテック商材に特化した新規プロジェクト「レイ(RE:I)」で参加。豊島は、21年に同社の女性社員有志で立ち上げた「ホガラ(HOGARA)」のオーガニックコットンを使った吸水ショーツなどを展示。バッグとラゲージの総合メーカー、エースは社内公募に始まり22年5月にローンチしたセルフケアブランド「ペース(PACE)」で出展した。他に、帝人フロンティア、シキボウ、セーレン、グンゼ、福助などが参加した。

 初日には、フェムテック振興議員連盟会長を務める野田聖子衆議院議員が基調講演を行い、「フェムテック推進のための政策指針」をテーマに連盟の活動や政府の取り組みについて話した。最終日はビジネス&一般デーとし、特別価格での販売や、フェムテックについて学べるトークセッションなどを開催。タレントの安田美沙子と助産師・性教育ユーチューバーのシオリーヌなどを迎えたセッションでは「不妊治療と妊活のリアルを語る」をテーマに対話を行った。

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