「マックスマーラ(MAX MARA)」は11月19日、東京・表参道に新たなフラッグシップショップをオープンした(東京都渋谷区神宮前5-2-5)。同ブランドは、南青山五丁目の骨董通りの角にも2フロアからなる店舗を構えており、表参道・青山エリアで2つ目の旗艦店となる。新店では、アプリやテクノロジーを生かした施策やキャンペーンも実施予定で、ブランドのストーリーや魅力を新たな顧客に向けて発信する拠点としても活用していく。
イタリア人建築家のアンドレア・トニョン(Andrea Tognon)が手掛けたタワーは、空に向かってそびえ立つような流線形の構造が特徴。敷地面積は400平方メートルで、6層のうち4フロアが店舗になっている。内装は、マットな黒のメタル製の天井やフレーム、輝くパンチングメタルの階段、セメントと金属を用いた什器、鏡のように反射するパネルで囲まれたフィッティングルームなどさまざまな質感をミックスし、モダンな雰囲気を演出。床も、赤のトラバーチンとセメントやカーペットをグラフィカルに組み合わせ、フロアごとに異なる印象に仕上げている。
そんな空間に並ぶのは、 “101801”や“テディベア”“マニュエラ”“リュドミラ”といった種類豊富なアイコンコートを筆頭に、ニットやドレス、アウター、テーラリング、バッグやシューズをはじめとするアクセサリーなど、カジュアルからフォーマルまでを網羅するラインアップ。現在1階にはミラノ・ファッション・ウイークでのショーで発表された2022-23年秋冬コレクションが並び、2、3階には「マックスマーラ」に加え、「エス マックスマーラ('S MAX MARA)」や「マックスマーラ アトリエ(MAX MARA ATELIER)」のアイテムもそろう。また4階では、より若々しくエッジの効いた「スポーツマックス(SPORTMAX)」のウエアやアクセサリーを扱う。
オープンを記念して、表参道店限定のTシャツ(6万500円)と、同店とEC限定のレザー製ストラップ付きマルチケース(7万4800円)を用意する。