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銀座・和光が、新バッグシリーズ“マナコ”を発売 レザーの薄さが魅力の超軽量トートも

 銀座・和光は、自社ブランド「ワコウ(WAKO)」のバッグコレクションから、新たに“マナコ(MANACO)”シリーズを2023年春夏に発売する。和光やコンセプトストアの和光サイト各店、公式オンラインストアなどで取り扱う。

 1947年に、服部時計店の小売部門を継承した和光の信念である“マニュファクチュール(一貫生産)”を発展させた同シリーズは、「和」と「光」がコンセプトだ。円や丸み、曲線のモチーフを特徴に、エレガントでゆったりとした心地よさと、華やかではつらつとしたムードを、アクティブでモード感のあるデイリーバッグに落とし込んだ。

 ファーストシーズンは、トートバッグやトップハンドルバッグ、ボディーバッグ、スモールレザーグッズをラインアップ。純白の絹に由来する“白練(しろねり)”と、ミカン科の高木を染料にした明るい黄色を指す“黄檗(キハダ)”をブランドのコンセプトカラーに、ネイビーやライトグリーン、レッドなどの全5色をそろえる。

 しなやかで滑らかな牛革のテクスチャーが持ち味のコレクションは、素材のセレクトからデザイン、パターン、縫製、配色まで、全ての工程において、バッグや皮革に関する国内のスペシャリストや熟練の職人とコラボレーションした。

 中でもトートバッグは、持った時の心地よさを追求。クラフトマンシップにより、柔らかさとしなやかさを持ち合わせた非常に薄いレザーを実現した。15インチのノートPCが容易に収まる大型のサイズ感ながら、ラージ820g、ミディアム550g(バッグインバッグを含まず)の軽量性を実現した。バッグの底には、高い縫製技術を要する円形のモチーフを採用することで、優美さと収納力を両立した。さらに、リネン100%のバッグインバッグを付属し、荷物の保護や利便性の高いエクストラバッグとして活用することもできる。

 シリーズ名の「マナコ」は、本質や価値などを見通す力、核心、視野などを意味する“眼(まなこ)”に由来する。生活様式や価値観が急速に進化 する時代に「明確なビジョンを持ち、未知なこととの出合い を楽しみにしつつ、未来に向かう人をイメージした」という。

問い合わせ先
和光
03-3562-2111