※ゼロウェイスト…材料に廃棄物を出さないこと
長谷川ミラ/モデル:1997年7月7日生まれ。南アフリカと日本のミックス。J-WAVEラジオ「START LINE」ナビゲーターやモデルとして主に活動。オールサステナブルなアパレルブランド「ジャム アパレル」を手掛けるほか、日々のサステナブルアクションやポーランドでの現地取材が話題のユーチューブチャンネル「jenmilaa」を運営する。最近では、官公庁など共催の「GTFグリーンチャレンジデー2022 in 新宿御苑」や政府主催の「国際女性会議WAW!2022」に登壇した
11月25日に開催された「WWDJAPAN」主催の「サステナビリティ・サミット 2022ー近未来のファッションデザイン 循環へー」で、スコッチウイスキーブランドの「ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER)」のサポートによるアフターパーティーが行われた。200年以上の歴史を持つ世界No.1スコッチウイスキーブランド(IMPACT DATABANK 2021に基づく販売数量)として、日本でも有名な「ジョニーウォーカー」だが、同ブランドが取り組むサステナブルな計画は、リーディング企業の中でも忠実で革新的なものだ。今回は、Z世代に支持を集めるサステナブルアクションのリーダー、長谷川ミラと一緒に、確実な未来を見据える「ジョニーウォーカー」の取り組みについて考える。
資源を守り、修復する。 さらに環境に配慮した一杯を探求
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「革新的な“ゼロウェイスト”カクテル。 新感覚な味わいでした!」
「お酒は好きな方」という長谷川も、サツマイモの皮や紅茶の茶葉といった意外な素材を使った「ジョニーウォーカー」オリジナルの“ゼロウェイスト”カクテルを楽しんだ。中でもお気に入りは、魚の骨の香ばしさとトマトジュースのフルーティーさが特徴の“ジョニー ブラッディ メアリー”だという。「一般的な“ブラッディ メアリー”と違い、タバスコのスパイシーさとスモーキーな香りがアクセントになっていて、それぞれの特性のバランスを考えられた新感覚な味わいでした。クセもなくてスッキリとしているので、魚の骨が使われていると聞いてびっくり!カクテルのゼロウェイストな発想もとても革新的で、よりおいしく飲めました」。
“ジョニー ハイボール”と「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」
2025年、2030年までコミットする 7つの計画
ウイスキー作りにおいて欠かせない水や木、土といった自然の資源を守り、なおかつ修復したいと志す「ジョニーウォーカー」は、2025年と2030年までの達成に向けた7つの計画を実施している。25年までには、「スコットランドの劣化の激しい泥炭地88ヘクタールの修復と、100万本の植林」「主要商品のボトルに最低60%のリサイクルガラスを使用し、年間1万3000トンの炭素使用量を削減」、30年までには、「ウイスキー製造の100%がネットゼロカーボン」「蒸溜所の100%が再生可能エネルギーを利用」「包装材の再利用などによりカーボンフットプリントを15%削減」「製造に使用する水の量を20%削減」など。畑からグラスまで、全ての工程におけるサステナビリティを追求する内容だ。
左から、“ジョニー ブラックベリー ハイボール”“ジョニー ブラッディ メアリー”“ジョニー スウィートポテト”
味も格別!ゼロウェイストを目指す オリジナルカクテル
7つの計画以外にウイスキーを提供する上で、材料に廃棄物を出さない“ゼロウェイスト”カクテルの製作にも挑戦している。パーティーでは、「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」をシンプルに味わう“ジョニー ハイボール”の他に、地球に優しい素材を組み合わせたカクテルやハイボールが振る舞われた。抽出後にゴミとなる茶葉でなく、粉末状の紅茶を使用した“ジョニー ブラックベリー ハイボール”、魚の骨の香りと旨味を引き出したトマトベースの“ジョニー ブラッディ メアリー”、甘みをたっぷり含んだ皮などサツマイモを余すことなく使った“ジョニー スウィートポテト”の3種類。どれも廃棄されてしまう素材の特性を、スモーキーではちみつのような甘いフレーバーもある「ブラックラベル 12年」とマリアージュさせた究極の一品だ。
「革新的な“ゼロウェイスト”カクテル。 新感覚な味わいでした!」
「お酒は好きな方」という長谷川も、サツマイモの皮や紅茶の茶葉といった意外な素材を使った「ジョニーウォーカー」オリジナルの“ゼロウェイスト”カクテルを楽しんだ。中でもお気に入りは、魚の骨の香ばしさとトマトジュースのフルーティーさが特徴の“ジョニー ブラッディ メアリー”だという。「一般的な“ブラッディ メアリー”と違い、タバスコのスパイシーさとスモーキーな香りがアクセントになっていて、それぞれの特性のバランスを考えられた新感覚な味わいでした。クセもなくてスッキリとしているので、魚の骨が使われていると聞いてびっくり!カクテルのゼロウェイストな発想もとても革新的で、よりおいしく飲めました」。
“ジョニー ハイボール”と「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」
2025年、2030年までコミットする 7つの計画
ウイスキー作りにおいて欠かせない水や木、土といった自然の資源を守り、なおかつ修復したいと志す「ジョニーウォーカー」は、2025年と2030年までの達成に向けた7つの計画を実施している。25年までには、「スコットランドの劣化の激しい泥炭地88ヘクタールの修復と、100万本の植林」「主要商品のボトルに最低60%のリサイクルガラスを使用し、年間1万3000トンの炭素使用量を削減」、30年までには、「ウイスキー製造の100%がネットゼロカーボン」「蒸溜所の100%が再生可能エネルギーを利用」「包装材の再利用などによりカーボンフットプリントを15%削減」「製造に使用する水の量を20%削減」など。畑からグラスまで、全ての工程におけるサステナビリティを追求する内容だ。
左から、“ジョニー ブラックベリー ハイボール”“ジョニー ブラッディ メアリー”“ジョニー スウィートポテト”
味も格別!ゼロウェイストを目指す オリジナルカクテル
7つの計画以外にウイスキーを提供する上で、材料に廃棄物を出さない“ゼロウェイスト”カクテルの製作にも挑戦している。パーティーでは、「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」をシンプルに味わう“ジョニー ハイボール”の他に、地球に優しい素材を組み合わせたカクテルやハイボールが振る舞われた。抽出後にゴミとなる茶葉でなく、粉末状の紅茶を使用した“ジョニー ブラックベリー ハイボール”、魚の骨の香りと旨味を引き出したトマトベースの“ジョニー ブラッディ メアリー”、甘みをたっぷり含んだ皮などサツマイモを余すことなく使った“ジョニー スウィートポテト”の3種類。どれも廃棄されてしまう素材の特性を、スモーキーではちみつのような甘いフレーバーもある「ブラックラベル 12年」とマリアージュさせた究極の一品だ。
「革新的な“ゼロウェイスト”カクテル。 新感覚な味わいでした!」
「お酒は好きな方」という長谷川も、サツマイモの皮や紅茶の茶葉といった意外な素材を使った「ジョニーウォーカー」オリジナルの“ゼロウェイスト”カクテルを楽しんだ。中でもお気に入りは、魚の骨の香ばしさとトマトジュースのフルーティーさが特徴の“ジョニー ブラッディ メアリー”だという。「一般的な“ブラッディ メアリー”と違い、タバスコのスパイシーさとスモーキーな香りがアクセントになっていて、それぞれの特性のバランスを考えられた新感覚な味わいでした。クセもなくてスッキリとしているので、魚の骨が使われていると聞いてびっくり!カクテルのゼロウェイストな発想もとても革新的で、よりおいしく飲めました」。
「KEEP WALKING! 慌てず歩み続けていれば大丈夫」
ファッションにおけるサステナビリティに精通する長谷川は、アパレルブランド「ジャム アパレル(JAM APPAREL)」を手掛けていて、少しでも長く着られる服作りだけでなく、生産背景における透明性も追求している。「ジョニーウォーカー」が掲げる取り組みについて感服するという。例えば、2030年までに掲げるウイスキー製造の100%をネットゼロカーボンとすることについて、「100%ってすごい。ここまで大きなブランドだと、20%でも十分大きな取り組みだと思いますが、100%という数字を掲げていることは計画にしっかりコミットしているなという印象があります」と率直にコメント。また2025年までの目標の一つ、主要商品のボトルに最低60%のリサイクルガラスを使用することについては、「日本ではリサイクルガラスについてあまり認知されていないですが、老舗ブランドで使用することはとてもクールだなと思いましたね」。また、「ジョニーウォーカー」と同じく商品を提供する立場として、サステナビリティな取り組みに対する難しさへの理解についても言及する。「例えば水の量を減らすことについて、はじめは私もあまりピンとこなかったんですが、“人間が使える水資源は地球上の水の0.01%”という数字を知って、明確になりました。道徳的に説明するのではなく、『ジョニーウォーカー』のように数字で示すことで理解しやすいですし、企業の取り組みもわかりやすいので、環境に配慮した商品を選ぶポイントにもなると思います」。
最後に、前進し続け、かつ前向きな気持ちで歩む人に寄り添うというメッセージが込められた、「ジョニーウォーカー」のブランドスローガン“KEEP WALKING”について聞いた。「私はどちらかというと大きな目標を持つタイプではないので、小さな目標でも毎日少しずつ、階段を一段一段登るようなイメージで日々達成していくことが大事だと思っています。続けることで確実に前へ進むことができる。“KEEP WALKING”という言葉には、そうした思いを感じました。サステナビリティもそう。やらなきゃというプレッシャーではなく、気持ちよく続けられること、みんなで楽しく取り組むことが当たり前になるといいなと思っています。『ジョニーウォーカー』のお酒を飲みながら、環境問題に取り組めるなんて何よりも素晴らしい。KEEP WALKING! 未来に向かって少しずつでも歩み続けていればきっと大丈夫!」。
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PHOTOS: SHUHEI SHINE
STYLING: AI SUGANUMA (TRON)
HAIR & MAKE-UP: MIRI SAWAKI
TEXT: RIE KAMOI
ジャケット15万7300円、トップス10万3400円、パンツ8万3600円/ヴィクトリア ベッカム(イーストランド03-6231-2970)、ヒールサンダル15万9500円/セルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ カスタマーサービス0570-016-600)、ピアス3万8500円/ピューピル キャスケット(ショールーム ウーノ03-5545-5875)
問い合わせ先
ディアジオ ジャパン
03-3470-8287