イタリア発高級インテリア「カッシーナ(CASSINA)」を販売するカッシーナ・イクスシーは、東京・青山本店でヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)がデザインした新作家具“モジュラー・イマジネーション”をエントランスに展示している。“モジュラー・イマジネーション”は2022年6月に開催されたミラノ・デザイン・ウイークで発表されたものだ。青山本店では、ミラノのショールームと同様に鮮やかなオレンジ色を大胆に施して展示。2つのサイズのモジュール家具は、自由に組み合わせ、形を変えることができ、家庭や公共の場で使用できるというものだ。側面には、ファッションアイテムのように“アブロー / カッシーナ”というロゴが施されている。
建築学の博士号を持っていたアブローは、「カッシーナ」と共に、モジュールのデザイン的な意味を問いながらこのプロジェクトの構想を練った。アブローは、このモジュールをデザインするにあたり、20世紀の巨匠建築家であるル・コルビュジエ(Le Corbusier)が提唱した“モデュロール”を参考にしたようだ。”モデュロール“とは、ル・コルビュジェが提唱した黄金分割と人体のプロポーションにより案出されたものだ。
“モジュール・イマジネーション”は、一見インダストリアルでありながら、手触りはソフトで弾力があり、シートとしてもサイドテーブルとしても使用が可能。オレンジ色の円筒形のパーツをユニット間にはめ込むことで連結でき、ベンチやテーブルなどができる。“モジュラー・イマジネーション”は、製品のライフサイクルが終了した時点で簡単に分離でき、回収、リサイクルできるようになっている。
12月25日まで、LINEでお友だち登録すると、「カッシーナ」の壁紙をダウンロードでき、カッシーナ・イクスシー青山本店、名古屋店、大阪店、福岡店に来店してクーポンを提示すると、“アブロー / カッシーナ”のロゴステッカーのプレゼントがある(無くなり次第終了)。