2022年は、フィジカルなイベントに活気が戻ってきた。「WWDJAPAN」では、国内外のフェスやショーで来場者スナップを実施。今回は、下半期に撮影した中から国内外のヘアトレンドを読み解く。
装いが際立つタイトなヘア
今年は、さまざまなイベントでタイトなシルエットのヘアスタイルが人気だった。コンパクトなヘアに対し、ボリュームのあるウエアを合わせてメリハリをつけたスタイルが多かった。中でも、長い髪を後ろで束ねたり、スタイリング剤でハードに固めたオールバックだったり、顔まわりをすっきりと見せるベリーショート、ショートバングが目立った。
華やかなボリュームヘア
一方で、ナチュラルなパーマやブレイズ、ドレッドなどでボリュームを加えたヘアも一部で支持を集めた。ウエアもオーバーサイズのものを選ぶのが上級者のテクニックだ。レイヤーを入れて動きを出したグランジ風のスタイルも見られた。
目を引くヘアアレンジ
ほかにも、懐かしの三つ編みやお団子、ヘアピンを取り入れたアレンジも現代的に進化。ポイントを加える位置や数、大きさなどによってそれぞれの個性をヘアで自由に表現していた。バラクラバや耳付きのニット帽子、スカーフなどの小物で顔まわりを飾ったスタイルも見られた。