「ジャパン ビューティ&ファッションテックアワード 2022(Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2022)」は13日、受賞者を発表した。大賞はビューティテック部門がファーメンステーションの「アップサイクル×発酵で作る機能性サステナブル原料」、ファッションテック部門がフルカイテンのクラウド型在庫最適化サービス「フルカイテン」となる。準大賞はビューティテック部門がコーセーの超高速プロジェクションマッピングによる複合現実メイク「カラーマシーン(COLOR MACHINE)」、ファッションテック部門がこたつの社会貢献型ブランド「シフト80(SHIFT 80)」。大賞には賞金25万円、準大賞には15万円を授与した。
授賞式と受賞者による特別セッションをライブ配信中
同アワードはアイスタイルと「WWDJAPAN」が共同運営する、ファッションとビューティをイノベーションの面で最もリードした企業・プロジェクトを表彰するもの。ファッション、美容、ヘルスケアなどの分野から国内外の企業64社の応募があり、13件が二次審査に進んだ。大賞と準大賞のほかに、今回は審査員特別賞として、リトコス(Retocos)の「佐賀県唐津市沖の8つの離島に特化した、同地で栽培した植物や未利用資源を化粧品原料化し活用する取り組み」と、nanoniの女性活躍推進クラウド「ケアフル(carefull)」が受賞した。
審査委員長には、梅澤高明A.T.カーニー日本法人会長兼CIC JAPAN会長が就任。審査員には七丈直弘・一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター・副センター長/教授、「ヌメロ・トウキョウ」の田中杏子編集長、渡邉康太郎Takram コンテクストデザイナー/慶應義塾大学SFC特別招聘教授、皆川朋子一般社団法人フェムテック・コミュニティジャパン代表理事の就任が決まっている。
■Japan Beauty and Fashion Tech Awards 2022授賞式
日時:12月13日(火)13:00〜16:00
スケジュール
13:00 第1部「受賞企業・プロジェクト発表&授賞式」
14:00 第2部「主催者&受賞企業によるトークセッション」
①「イノベーションで融合するBeautyとFashion」
モデレータ:梅澤 高明(審査委員長)
スピーカー:吉松 徹郎(株式会社アイスタイル代表取締役会長CEO)
村上 要 (WWDJAPAN編集長)
② 受賞企業トークセッション#1「ソーシャルビジネスで実現する『六方よし』の世界」
③ 受賞企業トークセッション#2 「喫緊の企業課題を解決するアイディアとテクノロジー」
16:00 閉会