「シャネル」は6月1日、2022-23年メティエダール・コレクションのレプリカショーを東京で発表する。オリジナルのショーを発表したのは、セネガルの首都であるダカール。欧州のラグジュアリーブランドがサハラ以南のアフリカでファッションショーを行ったのは初めてで、さらに、ショーの前後にはゲストや現地の人々を迎えた3日間のプログラムを開催して文化的交流を図った。日本でも、セネガル同様にショーに加えた複合的なイベントの開催を予定しているという。詳細は未定。
レプリカショーの発表に際し、ブルーノ・パブロフスキー=シャネル グローバル ファッション部門 プレジデント兼シャネルSASプレジデントはインタビューで、「日本市場は『シャネル』にとってキーマーケット、しかも好調な市場だ。日本でのイベントで一番大事なのは、『シャネル』を愛する人々。彼らにコレクションと触れ合う新しい方法を提供したいと考えた。“クリエイティブのハブ”であるダカールでは、現地のクリエイターらとコラボレーションして、その土地の持つ豊かさを最大限に引き出せたので、日本にも同様のエネルギーをもたらしたい。今回のコレクションを日本で披露して新たなストーリーを伝えることができたら、日本とはさらに深いレベルでつながれるだろう」と語った。