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ファイントゥデイ資生堂が社名変更、資生堂の冠を外す

 ファイントゥデイ資生堂は、2023年1月1日付で社名を“ファイントゥデイ”に変更すると発表した。同社によると、「ファイントゥデイグループとして全拠点・機能がより一体となり、自律したメーカーとして一層の企業価値の向上を加速させ、パーパスでもある、世界中の人々へ『素晴らしい一日』を届ける姿勢をより明確に示すために変更した」と説明。なお、コーポレートのロゴの変更はしない。

 ファイントゥデイ資生堂は、資生堂のパーソナルケア事業(日用品事業)を引き継ぎ、資生堂や投資ファンドのCVCキャピタルパートナーズが出資する新会社として2021年5月に設立。同年7月からAsian Personal Care Holding傘下のもと、ヘアケアブランド「ツバキ(TSUBAKI)」やスキンケアブランド「専科(SENKA)」、メンズブランド「ウーノ(UNO)」などのヘアケアやスキンケアなどのパーソナルケア製品のマーケティング・販売を行う。22年8月には、資生堂の生産事業取得について契約締結し、技術開発から生産、販売に至るまで一気通貫のビジネスシステムの構築を推進する。

 “ファイントゥデイ”の語源は、「『毎日を豊かにする素晴らしい製品』を届けたいという思いを込めた“ファイン”と、人生の基本である一日一日を豊かに生きるには、一瞬一瞬の豊かさを積み重ねることの重要性を秘めた“トゥデイ”の単語を掛け合わせた」という。「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」をパーパスに掲げ、商号変更後も社名に込めた思いを体現する。

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