クリスマスやニューイヤーを控え、お呼ばれには気の利いた手土産を持っていきたいところ。味の一本勝負もいいけれど、せっかくなら見た目も楽しめるセンスいいものをセレクトしたい。そこで、センスが勝負のファッション&ビューティ業界に関わる4人に、年末年始にぴったりの手土産を聞いた。
〜フリープランナー 種市暁編〜
PROFILE:種市暁/フリープランナー。アパレルや飲食、ウェルネス、アウトドアなど、フィールド問わずさまざまなモノ・コトを仕掛けるオールラウンダー。企業のコンサルタント、ディレクションのほか、スタイリング、モデル、執筆なども手掛ける。インスタグラムは@taneichiakira
【ガーデンハウスクラフツ】シンプルなのに奥深い味わいの塩パン
「ログロード代官山」の一番奥に店舗を構える「ガーデンハウス クラフツ(GARDEN HOUSE CRAFTS)」は、本格的な釜で焼き上げるパンとコーヒーが人気のお店。「いつも一緒に旅や波乗りをする友人が経営していて、海に向かう日の朝に立ち寄ってパンを買って行きます。その場でカスタードを詰めるクリームパンや、賞味期限1時間といわれるサクサクの塩バターメロンパンなど、どれも美味しくて最高なお店ですが、僕の一番のオススメは塩パン。シンプルながら、食べると有塩バターと奄美大島のきび砂糖のうまみが広がり、何個でも食べたくなる逸品です!」。
■ガーデンハウスクラフツ
住所:東京都渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山5号棟
営業時間:8:30~18:00
HP:https://ghghgh.jp/blogs/shoplist/garden-house-crafts-daikanyama
Instagram:@garden_house_crafts
【大阪鮨 八竹】ふわふわの錦糸玉子に具がたっぷりの茶巾寿司
大正13年に創業した四谷の老舗大阪鮓店「八竹」はお土産やお祝い事に最適。「大正13年創業の銘店。芸能関係の友人に教えてもらい、東京下町出身で老舗好きの僕には全てがツボ。大阪鮓のサバ鮨や穴子も大好きなのですが、おすすめは茶巾ずし。フワフワでほんのり甘い錦糸卵の中にシイタケやカンピョウ、キクラゲなどのまぜご飯、ハス、アナゴ、エビで作ったおぼろが入っています。茶巾ずしは今まで好んで食べなかったのに、ここのお店のものを初めて食べてすっかりファンになりました。自然に笑みが溢れる味わいです」。
■大阪鮨 八竹
住所:東京都新宿区四谷3丁目11
営業時間:10:00~17:00
HP:https://yotsuya-hachiku.co.jp
〜「ニュートマガジン」編集長 平山潤編〜
PROFILE:平山潤/ニュートメディア(NEUT MEDIA)代表、「ニュートマガジン(NEUT Magazine)」編集長。Webメディア「ビーインスパイアード!(Be inspired!)」編集長を経て、2018年に「ビーインスパイアード!」を「ニュートマガジン」にリニューアル創刊させた。より多くの人に「先入観に縛られない“ニュートラル”な視点」を届けられるよう活動中。インスタグラムは@jun__hirayama
【サンデーベイクショップ】ザクふわ食感と優しい甘さがうれしいスコーン
お菓子やアイス、コーヒーのお店「サンデーベイクショップ(Sunday Bake Shop)」は素朴な味わいと豊富なラインアップで地域の人々に愛されている。“幡ヶ谷の街のお菓子屋さん”。
「定番のレモンケーキやブラウニー、季節のお菓子もすべておいしくてリピート中。その中でも、朝、昼、夜、デザートといつでもおいしく食べられるスコーンが僕のおすすめです。スコーンは少し温めて、バニラアイスをスクープして添えて食べると最高!」。
■サンデーベイクショップ
住所:東京都渋谷区本町6丁目35−3
営業時間:水、金、日7:30~18:00(日曜は17時クローズ)
※月曜定休、火・水・土はコーヒーがメインのテイクアウトのみ
Instagram:@ sunday_bake_shop
【202ワイングローサリー】フレンドリーなスタッフがセレクトする厳選ワイン
センスの良いアルコールのセレクトは「202ワインアンドグローサリー(202wine&grocery)」におまかせ。フランスを中心に各国のワインやビール、シードルも扱う。「『サンデーベイクショップ』の2階にある街のワイン屋さん。僕はワインに疎いので、スタッフの方に好みやどんな食事に合わせたいかなどを伝えると、おすすめを優しく教えてくれます。最近は“ニビル”の赤ワインを購入しました。その場で立ち飲みもできるので、ワインを1杯飲んでから買い物するのもいいんじゃないでしょうか」。
■202ワインアンドグローサリー
住所:東京都渋谷区本町6丁目35-3 深野ビル202
営業時間:水、木、金9:00〜21:00、土日9:00〜19:00※月曜、火曜定休
Instagram:@ 202wineandgrocery
〜イラストレーター ヨシダエリ編〜
PROFILE:ヨシダエリ/イラストレーター、抽象画アーティスト。大阪芸術大学卒業後、Webデザイナーとして働きながらマサモードアカデミーオブアートにて学ぶ。インクのスポイトを使って描くことで、あえて荒々しさを残しながら、かつどこか心を動かされるようなタッチが特徴。最近では人間の内面の感情をテーマにした抽象画も手掛ける。インスタグラムは@eri_qm
【ゼー六】冬でも食べたい、懐かしい味わいのアイスもなか
大正2年、大阪・堺筋本町に創業した「ゼー六」。実店舗の展開は関西のみだが、オンラインショップではお取り寄せ可能だ。「創業100年以上のゼー六のアイスもなかは、もち米100%のサクッとしたもなかにアイスクリームが挟まれているシンプルなお菓子。中のアイスクリームは昔ながらのアイスクリンのようなさっぱりとした優しい甘さで、きっと初めて食べる人も懐かしさを感じるはず。アイスなのに、食べるとあたたかい気持ちになります」。
■ゼー六 山本町店※大阪に三店舗。
住所:大阪府八尾市山本町1丁目8-17 山本八幡宮駅前ビル1F
営業時間:11:00〜18:00 (無くなり次第終了)※日曜・祝日のみ11:00~16:00
HP:https://www.ze-roku06.jp/
※姉妹店として独立採算。山本店のみオンラインショップあり
【たねや】オリーブオイルとの斬新な組み合わせが楽しい大福
老若男女から支持される「たねや」の和菓子。中でも“オリーブ大福”を手土産にすれば、その珍しさに盛り上がることも間違いなし。「近江米を使ったお餅が程よくお米感があり、こし餡との相性もよい『たねや』の大福。そのまま食べてもおいしいのですが、エメラルドグリーンのオリーブオイルをかけるとフルーティーな味わいがプラスされ、オンリーワンな味に!」。
■たねや クラブハリエ 渋谷東急本店
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 東急百貨店 渋谷・本店B1F
営業時間:10:30~19:00
Instagram: @taneya.clubharie
〜「CHIHARU EGAMI」デザイナー 江上千晴編〜
江上千晴:「CHIHARU EGAMI」デザイナー。イタリア・ローマでオートクチュールデザインを学び2021年に帰国。スペインのバレンシアガ美術館で開催された若手育成プロジェクト「トランスミッション2019-2021」に選出された。現在は衣装提供やアートピース作品の制作を行いながら、活動の幅を広げる注目の若手デザイナー。インスタグラムは@_chiharuegami_
【エスプレッソディーワークス】シーズンごとのラインアップがうれしいフルーツタルト
夜はアルコールやタパスも楽しめるニューヨークスタイルのエスプレッソカフェ「エスプレッソディーワークス(ESPRESSO D WORKS)」。名物のパンケーキの他、デザートも見逃せない。「果物がたっぷりで、間に入っているクリームも甘すぎず、さっぱり食べられるフルーツのタルト。一つ一つ専用の容器に入れてくれるので、持ち運びしやすく手土産にぴったりです。夏は桃、冬はピスタチオクリームが入ったいちごのパイが私のおすすめです」。
■エスプレッソディーワークス 恵比寿店
住所:東京都渋谷区恵比寿1丁目22-19
営業時間:11:00~23:00
Instagram:@ espressodworks_ebisu
【ベーカリーズキッチンオハナ】芳醇なバター感が病みつきになる塩パン
ブームが再燃している塩パンは業界人の間でも支持率高め。「ベーカリーズキッチンオハナ(Bakerys Kitchen ohana)」の塩パンは発酵バターをぜいたくに包んで焼き上げる。「数年前から塩パンにハマり、色々なお店の塩パンを食べましたが、オハナの“塩堅焼きバター”という塩パンがダントツでおいしくてお土産としてよく購入しています。シンプルなロールパンのような見た目ですが、かむとジュワッとバターが口いっぱいに広がります。アボカドやミニトマトと合わせて食べるのもオススメ」。
■ベーカリーズキッチン オハナ 二子玉川店
住所:東京都世田谷区玉川1-17-7
営業時間:8:00~19:00
Instagram:@ohanabakerys_futakotamagawa