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リップ好調、国内外客がタッチアップを求めてにぎわう 伊勢丹新宿本店9〜11月化粧品動向

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 伊勢丹新宿本店の化粧品売り場の9〜11月は前年同期比2ケタ増で着地した。9、10月の売り上げ実績は、免税分を除くとコロナ禍前の2019年同月の水準を上回った。マスクを外す機会が増え、リップを中心にメイクアップが好調に推移。店頭では、国内外問わず、タッチアップを求める客が多いという。

 9月は、メイクアップカテゴリーが大幅に伸長した。秋の新作の立ち上がりが順調に滑り出し、特にリップがヒット。季節柄、保湿タイプのリップケアが支持を集め、リップカテゴリーは同1.5倍と伸長した。中でもギフトニーズの高い「エルメス」が好調だった。また、プロモーションスペースで実施した「シャネル」「グッチ」のポップアップが顧客や美容感度の高い消費者の反響を呼び、売り上げを押し上げた。

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