ビューティ

リップ好調、国内外客がタッチアップを求めてにぎわう 伊勢丹新宿本店9〜11月化粧品動向

有料会員限定記事

 伊勢丹新宿本店の化粧品売り場の9〜11月は前年同期比2ケタ増で着地した。9、10月の売り上げ実績は、免税分を除くとコロナ禍前の2019年同月の水準を上回った。マスクを外す機会が増え、リップを中心にメイクアップが好調に推移。店頭では、国内外問わず、タッチアップを求める客が多いという。

 9月は、メイクアップカテゴリーが大幅に伸長した。秋の新作の立ち上がりが順調に滑り出し、特にリップがヒット。季節柄、保湿タイプのリップケアが支持を集め、リップカテゴリーは同1.5倍と伸長した。中でもギフトニーズの高い「エルメス」が好調だった。また、プロモーションスペースで実施した「シャネル」「グッチ」のポップアップが顧客や美容感度の高い消費者の反響を呼び、売り上げを押し上げた。

この続きを読むには…
残り924⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。