ファッション

故ダイアナ妃愛用の十字架ジュエリーがオークションに 合計5.25カラットのダイヤモンドが輝く逸品

 競売会社「サザビーズ(SOTHEBY'S)」は1月6〜18日に開催する“ロイヤル&ノーブル(Royal and Noble)”オークションに、故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元英国皇太子妃(以下、ダイアナ妃)が着用したダイヤモンドの十字架を出品する。落札価格は8〜12万ポンド(約1320〜1980万円)になると見られている。

 この十字架のペンダントは、英国王室御用達のジュエリー兼ライフスタイルブランド「アスプレイ&ガラード(ASPREY & GARRARD)」の元最高経営責任者で、同アイテムを所有していた故ネイム・アッタラー(Naim Attallah)氏にちなんで“ザ アッタラー クロス(The Attallah cross)”と呼ばれている。花をあしらったデザインが特徴で、「アスプレイ」と合併する前の「ガラード(GARRAD)」が1920年代に手掛けたもの。合計で約5.25カラットのダイヤモンドで装飾されている。

 なお、ペンダントはその後同氏の娘のラムジー(Ramsay)に受け継がれており、ラムジーは「父とダイアナ妃は友達で、父のオフィスがある『ガラード』店によく会いに来ていたのを覚えている。十字架のペンダントをよく借りに来ていた。本当に好きだったのだと思う」と語った。

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