コーセーはこのほど、米MLB「ロサンゼルス・エンゼルス(LosAngels Angels)」に所属する大谷翔平選手とグローバル広告契約を締結した。第1弾は2023年元日に大谷を起用した新聞広告を全国紙の朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞と、地方紙の北海道新聞、岩手日報、岩手日日新聞に掲載する。今後、各ブランドからスキンケアや日焼け止めアイテムなどの広告を順次展開する予定だ。
コーセーは、中期ビジョンとして「世界で存在感のある企業への進化」を掲げ、今後の新たな客づくりの拡大領域として「グローバル(Global)」「ジェンダー(Gender)」「ジェネレーション(Generation)」の“3G”をキーワードに取り組んでいる。その活動を推し進めるべく、「世界で活躍し、性別や年齢を問わず多くの人に愛される大谷選手と契約を結ぶことに至った。今後、大谷選手とともに、世界中の人々の肌を守り、心を豊かに幸せな人生を過ごせるような取り組みを進める」。
大谷は、性差や年齢にとらわれず、世界で支持を集めているコーセーの考えや活動に共感。実際に同社の製品を使い、その製品力の高さを実感、納得した上で今回の契約に至ったという。大谷は、スポーツと美容で共通する点について「スポーツも美容も、楽しく健康でいるためには欠かせない、毎日を充実させてくれるものだと思います」とコメントした。
コーセーはこれまで、日本スケート連名(06年〜)、国際スケート連盟(12年〜)、全日本スキー連盟(18年〜)、日本障害者スキー連盟(19年〜)など、各種スポーツ競技の競技団体や選手個人への協賛、化粧品の提供やメイク指導などの支援を継続的に行っている。