ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN.com」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は男性美容の話。(この記事はWWDジャパン2022年12月26日号からの抜粋です)
【賢者が選んだ注目ニュース】
花王からZ世代の男性向けコスメ
「ファイブイズム」のスティックコンシーラーがコンパクトに刷新
「ミンクス」銀座店ディレクター
PROFILE:(かんの・ひさゆき)1999年「ミンクス(MINX)」に入社。マーケティング責任者として社員育成を統括する。2013年にオープンした銀座店の代表として半年で軌道に乗せ、店舗を拡大。19年、中国菅野経営学院を開講し、3500人が受講。21年、単行本「MINX流店長革命」(女性モード社)を刊行。Instagram@minx_kanno
スキンケアについては男性たちの間でも、もはや当たり前のものという感覚が「ミンクス」のスタッフや、お客さまを見ていて思うことが多い。私の肌感覚だが、男性のスキンケアユーザーは9割ほどにのぼる印象だ。スキンケアが当たり前のものになりつつある中で、男性美容の次のステップはトーンコントロールになるのではないかと考えている。
オンライン会議などで自分の顔を見る機会が増え、コスメを手に取る男性はここ数年でかなり増えた。自分自身、オンラインセミナーをやらせていただいた際に、額のテカリが気になり、ケアできるアイテムを購入したことがある。
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