深夜の日本中に響き渡った歓喜の雄叫び「ブラボー!」。連日のうれし涙と悔し涙に涙腺が崩壊し、寝不足の目に朝日が沁みる……。そんな1カ月に渡ったW杯も幕を閉じ、気付けば2022年も残すところあとわずか。というわけで、26人(サッカー好きかはさておき、1チームの登録人数と同じ!)のブラボーを聞いてみた。今年はどんなブラボーがあったかな?声に出すだけで、なんだか“元気”が出てくる不思議な言葉。そう、元気があればなんでもできる。来年に向けて、迷わず行けよ、行けばわかるさ。では、みなさんご一緒に。BRAAAAAAAVO!
明石泰士/プププ代表
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「WWDJAPAN」をキッカケに出会えた憧れの方、石川涼さんのラジオ「スナックおれ®」に毎回出演させてもらっていて毎回ブラボー(「AuDee」というアプリで聴けます)。あと自分が手掛けているブランド「ソックスソックス(S○XSOCKS)」の海外展開が出来てブラボー。本年も健康な状態で終える事が出来てブラボー。
内田竜之介/クリエイティブディレクター
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夏に独立したときです。その日はかなり気合いを入れて、スーツを着て開業届を出しに行ったのですが、2〜3分で終わってしまって……。拍子抜けしましたが、自分にとっては“ブラボー”な瞬間でしたね。2022年は「2G」のさまざまなプロジェクトに取り組んだり、6年来の友人ショーン・ウェザースプーンと自分の名前を冠した「UCHI」というブランドのコラボレーションも実現しました。来年はこれまで以上にさまざまなプロジェクトにチャレンジしていきたいと思っています。
奥田浩太/ジュエリーデザイナー
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最も敬愛するNYの伝説的デザイナー、クリスチャン・フランシス・ロス(Christian Francis Roth)のマネードレスカバーの「W」(1990年11月12-19日号)を手に入れたとき。長年ずっと探していた貴重な資料なので、手に入った時はとてもうれしかったです。
カンジン李/24 PRESS ROOMバイヤー、L.DOPE創設者
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日本への渡航解禁!台湾の社員を連れて数年ぶりに日本に来ることができた。ブランドの展示会に参加したり、デザイナーにインタビューしたり、実際に会うことは最高に素晴らしい。
Kei/P_leagueプレイヤー
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ショーン・ウェザースプーン(Sean Wotherspoon)とライアン(Ryan)による「ザ カーカンパニー(THE CAR COMPANY」のポップアップ。場所を用意できないかと連絡をもらったのは開催の1週間前。「オフショア(OFFSHORE)」と「バゲージコーヒー(BAGGAGE COFFEE)」の協力のもと、限られた時間で必死に準備を進め、当日は大盛況となりました。やりたい!と思ったら形にできると感じた、ブラボーな1週間でした!
神原むつえ/モデル
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今年も多くのお仕事をさせていただきましたが、中でも高校の同級生が大阪で立ち上げたブランドのファーストルックの撮影を一緒にできたことがとってもブラボーでした!10年前に話した「お互いがデザイナー、モデルになって一緒に仕事する」という夢が叶ったんです。いつもはあまり味わうことがないくすぐったさもあったのですが、実際に完成したデータを見たときは感慨深いものがありました。
高村美緒/「Ring of Colour」編集長、エディター
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2年半ぶりのパリを訪問。空港のイミグレーションは長蛇の列、外は豪雨と最悪の状況でしたが、今回ばかりは笑顔が止まらない。今回はパリでのショーを再開したり挑戦したりの日本人デザイナーも多く、そのクリエイションに鼓舞され、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のショーでは強さ宿る1ルック1ルックに心揺さぶられました。馴染みの景色や旧友との再会もあり、どこか遠くに仕舞っていた胸躍る感覚が蘇り続けた3週間。最高にブラボーでした。
Gon!/「ドロシー・ヴァカンス」お針子
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やっぱりW杯を彩る各国のユニフォーム観戦!フロントボタンを開けると国旗が現れるなんともニクい遊び心のブラジル。全身コーデで国旗が完成、合わせ技のフランス。肉体美に原色が映えるアフリカ勢。毎回攻め気味感覚カメルーンの2002年のノースリーブは斬新で何度見返しても飽きない。名プレーはいつだってユニフォームと共に記憶に残る。BRAVO!ありがとう!
正田啓介/「スタジオ・ザ・ブルーボーイ」代表
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インテリアブランド「スタジオ・ザ・ブルーボーイ(STUDIO THE BLUE BOY)」とイタリア・フィレンツェにあるアーティストレジデンス「ヌメロヴェンティ(NUMEROVENTI)」とのお香のコラボレーションが実現できたこと。そして、実際にフィレンツェでローンチイベントができたこと。コロナ前に約束していたコラボレーションが3年越しにようやく実りました。
xiangyu/アーティスト
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渋谷パルコで開催された蓮沼執太さんとパーカッション奏者の宮坂遼太郎さんとのコラボLIVEをしたこと。パーカッションの方と一緒にパフォーマンスするのは初めてだったけど、3人ともリハとは全く違ったパフォーマンスをしていて最高。セッションの楽しさに出会えた、まさにブラボーな瞬間でした!
Takato Harashima/モデル
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甥っ子が産まれた事でしょうか。4歳離れた19歳の妹が1月に男の子を出産しました。妊娠を聞いたときは心配でしたが無事出産しブラボーでした!自分ももうおじさんになったんだと思うとびっくりです!
高野聡司/レディ トゥ ファッション社長
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コロナが落ち着き、ファッション・アパレル業界の各社の売り上げが戻ってきた嬉しい1年間でした。それに伴い、これまで最も多くの企業様の採用・求職者の転職をご支援ができ、社員みんなでお祝いできた瞬間が最もブラボー!と感じました。うちの猫もブラボーと言っています。
竹内隆平/BAGGAGE COFFEE オーナー
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サッカー選手であり写真家の犬飼智也と、イラストレーターの松原光とのサッカー・アート・コーヒーが融合したエキシビションを開催したこと。写真というすでに完成している作品にドローイングするという新たな作品の形を表現できた。好きな人たちとできた最高の企画にブラボー!
豊田和志/フォトグラファー
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子供が生まれたことです。5月某日、「WWDJAPAN」の撮影に向かう途中に出産の連絡が入りました。その場でビデオ通話にして、もう感動!生命って素晴らしい。大げさじゃなくその瞬間から世界の見え方が変わりました。現在、生後7ヶ月ですが、はやくも手づかみで肉を食べています(笑)。 どうか健やかに育ってください。
野澤正樹/PR
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かねてより交流のあった森田美勇人君によるファッションブランド「フラットランド(FLATLAND)」をローンチした時が一番ブラボーだった瞬間です。ブランドのコンセプトは“「フラットな世界」で愛することができるように”。商品は、素材から生産背景、ディテール、その他全てにこだわりが詰め込まれていています。表現者である美勇人君がファッションを通して、伝えるモノ。業界に身を置く僕も多くのことを勉強させてもらってるブランドに「ブラボー!!」
濱本愛弓/スタイリスト
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憧れていた“ベンツ230E”を買いました!もうすぐ納車。待ち遠しいです。
原木賢太/装飾家
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趣味で続けているブラジリアン柔術で紫帯に上がったことです。ブラジリアン柔術の帯色は白→青→紫→茶→黒と昇段していきます。なので紫帯は折り返し地点とも言えます。齢35歳、人生も折り返し地点。柔術も折り返し地点。ゴールはまだ先。柔術も仕事も、まだまだ汗をかき続けます!
藤崎尚大/「ミーンズワイル」デザイナー
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バウハウスを好きになるきっかけになった写真家に、思い立って連絡したところ返事が返ってきて、2年ぐらいやりとりしていた。そんな彼と6月に初めてパリで会うことができた。いろんな言葉をもらってそれだけで感無量だけど、今後何か一緒にできるかもしれない。また一つ楽しみが増えた。
ぷっちょん/MFC STORE店長
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1番大好きな番組「月曜から夜ふかし」に出たこと。
本日のくっく/スニーカーユーチューバー
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2月14日に公開した「【衝撃の結末】偽物スニーカーを鑑定に出したらとんでもない闇を暴いてしまった、、、」という真贋鑑定サービスの精度を検証する動画。50万再生を超え、「Yahoo!ニュース」に取り上げられるなど、大きな反響を呼びました。この動画がきっかけでアトモスの本明さんと対談したり、スニーカーユーチューバーとしての知名度も一気に上がったので、この一連の騒動が僕にとって今年1番ブラボーだった瞬間です。
松波砂耶/フリーランスPR
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PRを担当している地元愛媛のアートフェスティバル「道後オンセナート 2022」がスタートし、道後温泉本館で、大竹伸朗さんのアートが覆う「熱景/NETSU-KEI」が誕生したこと。会うことさえも恐れ多いと思っていたので、アート制作をお願いしに行った時ときは一生分の汗が出たかと思うくらい緊張しました(笑)。凄まじく迫力満点のアートなので完成した時の驚きと感動は今でも忘れません(「熱景」は24年12月までの予定)。
Milky B/DJ
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アルマーニでDJさせていただいたことが大きなターニングポイントになりました。そのイベントをきっかけにさまざまなお仕事をいただけるようになり、さらにそのお仕事を通していろんなアイデアが浮かんで、新たに夢ができたり、DJとしてもより”音”と向き合うようになったり、一つの機会がたくさんきっかけをくれました。日本代表の皆さんが次のBravo!を求めて頑張るように、また自分にBravo!を送れるよう、日々頑張っています!
森田美勇人/アーティスト
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僕は歌い、踊り、演奏をする表現者として活動をしています。10代の頃から続けている表現活動の中で"衣装"は大変大切なものであり、洗練かつ神秘的な感覚を常に追求してきました。ファッションの世界とはまた違った観点なのかもしれませんが自分特有の「衣装」というルーツを活かして服づくりをしたいと思い、僕のプロジェクト「フラットランド」から服を創らせていただいたことが2022年最大のブラボーな瞬間でした。
「アディダス」の3人に聞いた
ドーハで観た!リアルブラボー
高木将/アディダスマーケティング事業本部 マネージャー
カタールで歓喜の瞬間を目撃したこと。カタールを歓喜の地にしたいという想いを込めてユニフォームを開発し、実際にカタールまで応援に駆けつけました。目の前で優勝候補にもあげられるドイツに逆転勝利した日本代表の姿には感動しました。
高橋慶多/アディダスマーケティング事業本部 マネージャー
ドイツを撃破したグループステージ初戦。ツアーでお連れしたなでしこジャパンで活躍される長野風花選手が、歓喜の瞬間に周りを気にすることなく全身で喜びを表現し、SAMURAI BLUEの選手たちに最大限の賛辞を贈った瞬間。日本代表の選手同士が共鳴する素晴らしさを感じました。
福田新/アディダスマーケティング事業本部 シニアマネージャー
グループリーグ第3戦スペイン戦を含め、現地で4試合を観戦しました。日本代表ユニフォームを身に着けて街を歩いているだけで、いろいろな国の方から「Congratulations!!」「Amazing!!」などと声をかけられ、日本人であることをとても誇らしく感じたブラボーな瞬間でした。