ビューティ

「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ」が日本撤退

 資生堂はこのほど、「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(DOLCE&GABBANA BEAUTY)」が、2022年年末で全店舗の営業およびECを終了すると発表した。店舗の運営は、ルミネ横浜店が12月30日まで、銀座三越店、資生堂ビューティ・スクエア、高島屋大阪店が31日まで。ECは順次終了しており、アットコスメショッピングと大丸松坂屋百貨店のメディアコマース「DEPACO(デパコ)」は31日まで取り扱う。営業終了まで、各店舗とECでキャンペーンを実施している。

 「ドルチェ&ガッバーナ ビューティ」は、1992年にブランド初のフレグランスを発表。これまで100種類以上のフレグランスを生み出し、ベースメイクやメイクアップまでアイテムを拡充してきた。その後、資生堂が2016年10月にドルチェ&ガッバーナ社とフレグランス、メイクアップ、スキンケア商品の開発、生産および販売に関する独占グローバルライセンス契約を締結。日本では16年からフレグランス、19年からメイクアップコレクションを展開していた。資生堂が中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」の選択と集中による事業ポートフォリオの再構築を進める中、21年12月31日にフランスを除く市場でライセンス契約を終了。22年1月1日からは資生堂の連結子会社であるEMEA(欧州、中東、アフリカ)地域本社でフレグランス事業を担うボーテプレステージインターナショナルが最低12カ月間、ドルチェ&ガッバーナ社商品のグローバルでの生産および販売を継続すると発表していた。

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