ビューティ

「THREE」が“バランシング”シリーズ刷新 “美容液級”のクレンジングオイルや“とろみ”化粧液が登場

 「スリー(THREE)」は2023年2月15日、ブランドを象徴するベーシックケア“バランシング”シリーズを4年ぶりにリニューアル発売する。クレンジング2種に加え、スキンケア(洗顔料、化粧液、乳液)を2ラインで構成。保湿力にこだわった“バランシングネクター”と肌の沈静化に着目した“バランシングステム(5月発売予定)”をラインアップする。

 “バランシング”シリーズは、09年のブランドデビューとともに誕生。国産の“茶の実”に着目し、13年には天然由来成分の配合率を高めてリニューアルした。19年には全アイテムで有機認証のコスモスを取得し、コスモス原料に初めて登録された“チャ花エキス”を共通成分として配合。植物の力を通して肌に本来のリズムとバランスを整えるホリスティックケアとして発信、ブランドの根幹をなす。

 新“バランシング”シリーズは、過酷化する現代のストレスを見据え、新たに肌本来の生まれ変わる力に着目した。桝浩史 THREE マーケティング部ゼネラルマネージャーは「原料や処方を一から見直し、これらからの時代に求められるナチュラルとサイエンスのバランスを再解釈した」と話す。人が本来持つ「サバイブする力」を科学の知見を織り交ぜながら、新時代のホリスティックケアを“ファインビューティ”と位置づけアプローチする。

 “ファインビューティ”を具現化するのは、22年9月に新設した「THREE ホリスティックリサーチセンター」だ。精油をはじめ植物から得られる心、体、肌の関係を追求し、地域社会との取り組みを通じた原料開発など新たな価値の創出を行なっている。今後、同センターの研究知見を製品開発に活かし、“ファインビューティ”を実現させる。

 今回、4代目となる同シリーズでは、廃棄されていたサフランの花弁と有用植物バードックの根を掛け合わせた独自のオリジナルエキスを開発。共通成分として配合し、肌の生まれ変わりのリズムをサポートする。ブランドのアイコンであるクレンジングオイル“バランシング クレンジング オイル N”(185mL、税込4840円/リフィル180mL、同4400円※リフィルは23年3月15日発売、以下同)は、洗浄力と美容液のようなトリートメント力を高めた。“バランシング ポイントメイクアップ リムーバー N”(90mL、 同3850円)はハードなポイントメイクもしっかりオフする。

 “バランシングネクター”ラインはオリジナルエキスのサフラン&バードックコンプレックスに加え、ホーリーバジルから抽出した精油を共通成分として配合する。洗顔料“バランシングネクター クリーム ウォッシュ”(100g、同4290円)は、濃密泡でキメや毛穴の汚れをオフする。化粧水“バランシングネクター ローション」(120mL、同5940円/リフィル115mL、同5500円)は、とろみのあるテクスチャーが特徴。美容液のような感触で揮発しやすい精油を肌へ効果的に送り届ける。乳液“バランシングネクター モイスチャライザー”(80mL、同7260円/リフィル75mL、同6820円)は、パンテノールとアルギニンを配合し、肌のバリア機能をサポートする。 

THREE x ビューティの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。