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トヨタが「ヤリス」シリーズの映像素材を使って制作された映像作品を一般募集 サカナクションが映像&楽曲提供

トヨタ自動車は8月31日、「ヤリス」シリーズとクリエイターとの共創プロジェクト「YARIS DIRECTORSCUT(ヤリス ディレクターズカット)」をスタートした。同プロジェクトは、「ヤリス」シリーズの映像や楽曲を映像制作の素材として提供し、作品を一般募集。制作された作品はプロジェクトサイトやトヨタ公式SNS、テレビCMなどで公開し、世界中に発信する。

なお「ヤリス」シリーズには、小型車の「ヤリス(YARIS)」、SUVの「ヤリス クロス(YARIS CROSS)」、スポーツタイプの「GRヤリス(GR YARIS)」というコンパクトなボディに、走りの楽しさを詰め込んだ個性豊かな車種がラインアップする。

音楽提供はサカナクション
名曲を自由に使える

映像制作のための素材には、過去にトヨタ自動車が制作した「ヤリス」「ヤリス クロス」「GRヤリス」の映像やCGなどを279本用意した。さらに、プロジェクトに賛同したサカナクションの映像40本を加え、彼らのアルバム「アダプト」(2022年3月リリース)に収録されている楽曲「エウリュノメー」のトラックデータを21本提供する。「エウリュメノー」は、ドラムのハイハット打ち込みやさまざまな打楽器、スクラッチ音、シンセベース、効果音などをミックスしたインスト曲で、トラックデータはそれぞれの音源を分解したもの。素材は全て、プロジェクトサイトからダウンロード可能だ。

誰でも応募可能
映像制作のルールは?

映像制作のルールは、こちら。まず、提供素材の中から、作品内に「ヤリス」「ヤリス クロス」「GRヤリス」のいずれかの映像素材を入れること(独自で撮影するのはNG)。そして、提供する“YARIS DIRECTORSCUT”のロゴを映像のどこかに入れること。最後に、制作した映像作品を今回のプロジェクトサイトにアップロードする。以上を踏まえ、参加規約に同意すれば、誰でも応募が可能だ。

プロジェクトの今後にも期待

「YARIS DIRECTORSCUT」は、トヨタ自動車がクリエイターと共創を目的としたプロジェクト「TOYOTA DIRECTORSCUT」の一環。第1弾の「ヤリス」シリーズを皮切りに、今後はさまざまなテーマを展開する予定だ。

音楽の新しい表現方法を追求する
ロックバンド、サカナクション

サカナクションは05年に活動を開始し、07年にメジャーデビュー。文学性の高い歌詞と郷愁感あふれる
フォーキーなメロディ、バンドのフォーマットからクラブミュージックのアプローチをこなすなど、独自のスタイルで注目を集める。さまざまな受容性を持つ楽曲が支持され、多くの大型野外フェスでヘッドライナーを務めるなど、現在の音楽シーンを代表するロックバンドの一つ。また、第39回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞をロックバンドとして初めて受賞するなど、多方面で評価されている。各界のクリエイターとコラボレーションを行いながら、15年からは、音楽とさまざまなカルチャーが混ざり合うイベント“NF”を開催。23年9月6日にはセルフ・リアレンジ&リミックスアルバム「懐かしい月は新しい月 Vol. 2 ~Rearrange & Remix works~」をリリースする。

問い合わせ先
YARIS DIRECTORSCUT 事務局