増永眼鏡が2022年末に発売して話題となっている、「MASUNAGA since 1905」最新コレクション。同コレクションを使い、人気ヘアサロン「コクーン(Cocoon)」のSAKURAディレクターが、ヘアとマッチングさせた“アイウエアルック”を提案した。
SAKURAディレクターは「ヘアスタイルやファッションのテイストに合う眼鏡を選ぶことは大切。でもファッションでは、例えばオーバーサイズの服を選んだり、ダメージ生地を選んだりして、あえて“はずす”ことも多い。それと同じで、眼鏡もあえて違和感があって“はずし”ている方がかわいいときもある。だから“似合っているかどうか”を気にするよりも、ジュエリーを選ぶ感覚で、自分の気分に合った好きな眼鏡を選んでほしい」と話す。
「女のコには男のコっぽく
見られたいときもある」
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「眼鏡はオフ感を演出する
ツールとしても優秀」
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「眼鏡はアクセサリー感覚で選びたい」
モデルを起用して、ヘア・メイク・ファッション・アイウエアのトータルで魅せるルックを提案してくれたSAKURAディレクターに話を聞いた。「眼鏡をおしゃれアイテムとして活用する人が増えていると聞くけれど、ファッションアイテムが増えるのは単純にうれしい。もっとアクセサリー感覚で眼鏡を楽しむ流れが主流になれば、と思う。眼鏡をバランス良くかけるのも素敵だけれど、服にあえて大きめのサイズや、ダメージのあるものを選ぶ楽しみがあるように、眼鏡にも“バランスが悪くても逆にかわいい”というのがあると思う。『私に似合っているかな……』などと周囲の目線を気にするよりも、『このフレームが好き』『私のメイクにこの眼鏡を合わせたい』といった感じで感覚的に選んでもいい」。
サロンワークでも、大切にしているのは“気分”や“テイスト”だ。「サロンには、眼鏡を持って来店し、カウンセリング時に『この眼鏡をしたい』と話すお客さまもいる。そういうときは、その眼鏡に合ったヘアデザインにするのではなく、『その眼鏡をかけることでどういう自分になりたいと思っているのか』といった“今の気分”をつかんでからヘアデザインを施すようにしている」。
自身もアイウエアを4本持ち、気分によって使い分けているという。「眼鏡を購入するときは、まず“オンで使いたいか、オフで使いたいか”を考えるようにしている。眼鏡がきちんとし過ぎた服装を崩してくれるときもあるし、眼鏡が“きちんと感”を演出して背中を押してくれることもある。『あの服にこの眼鏡を合わせたい』などとイメージして購入すると、また同じような気分になったときにその眼鏡を使えるので、一生もののアイテムになる」。
「眼鏡は自由に選んで」と話すSAKURAディレクターだが、その一方でアイウエア店のスタッフに相談するのもありだと言う。「プロの方に見てもらい、“自分に最もバランス良く似合う眼鏡”を知っておくのも1つの方法。“王道”を知ることで、“はずし”になる眼鏡や、“崩して”くれる眼鏡もより選びやすくなると思う」。
国内外のファッション業界から
注目を集める増永眼鏡
増永眼鏡は、福井の土地に地場産業を築く夢を実現するため、1905年に創業。以来、ギルド制にも似た“帳場制”と呼ばれる制度により、互いの技術を磨きあい、品質の良いアイウエアを提供し続けてきた。現在はヨーロッパ、アメリカ、アジアでの“三極プロダクト構想”を掲げ、「MASUNAGA since 1905」「MASUNAGA|K三」「Kazuo Kawasaki」など、積極的な商品展開を行う。近年では“メガネ界のアカデミー賞”とも言われるシルモドールを3年連続で受賞するなど、品質のみならずデザイン面での評価も高く、国内外のファッション業界から注目を集めている。
マスナガ1905
03-3403-1905