ストライプインターナショナルが運営するカジュアルセレクトショップ業態「グリーン パークス(GREEN PARKS)」は2月10日、フランドルのエレガンスブランド「エフデ(EF-DE)」と協業し、フォーマルシーン向け限定コレクションを発売する。「エフデ」は2000年代の“エビちゃんOL”ブームを象徴するブランドの1つ。ママとなったかつての“エビちゃんOL”に向けて、子どもの入卒セレモニーなどに対応したアイテム7型をそろえる。
「グリーン パークス」は、「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC & ECOLOGY)」で知られるストライプインターナショナルにとって、店舗数、売上高が最大の業態。全国の総合スーパーやショッピングセンターなどに300店以上を出店している。他社アパレルメーカーのブランドとの協業にも力を入れており、これまでもアーバンリサーチの「KBF」などとの協業商品を発売してきた。
今回発売する「エフデ」との協業商品は、レースブラウス(税込4990円)やレースのIラインスカート(5990円)、ツイード風ジャケット(8490円)など。店頭発売に先駆けて、自社ECの「ストライプクラブ(STRIPE CLUB)」では2月3日から予約を受け付ける。「グリーン パークス」の中心客層である30〜40代女性に向けて、今後も同世代にとって懐かしさのあるブランドなどとの協業を進める。
“エビちゃんOL”は、2000年代半ば〜後半にかけて、雑誌「キャンキャン(CanCam)」を発信源に20代に広がったエレガンスファッションの一大ブーム。当時「キャンキャン」専属モデルだった蛯原友里さんがOLに扮して1カ月間のコーディネートを紹介する紙面企画が人気で、蛯原さんの着用商品が即完売する“エビ売れ”現象が話題となった。