資生堂は、ブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」のグローバルアンバサダーにモデルの森星(もり・ひかり)を起用することを発表した。アンバサダーへの就任を発表した会見では、3月1日発売の“オイデルミン エッセンスローション”の動画を公開。森は会見会場にも動画同様、スパンコールとオーガンジーを重ね合わせた真紅の特注ドレス姿で登場した。動画については「シンプルな中にパワーを込めた表現を心がけた。チーム一丸となって赤の表現を追求した。私自身、眠っていた情熱的な心が燃え上がった」という。また「自己回復」をテーマにしたもう一本の動画では、お香を焚きながら瞑想したり花々や花器を愛でたり、「私なりの循環の形。私も弱くなるときがあるが、(そんな瞬間から回復するための)自分なりの心や肌のケア」を紹介している。また就任記者会見の後半では、「2023年、私の目指す肌」について「めざめる つや肌」の書き初めを披露した。
森は、「『シセイドウ』ブランドは、美の本質を追求する憧れのブランド。一緒に美を表現するチームの一員になれて、気が引き締まる。内面と外見の美しさに向き合い、いくつになっても磨いていきたい」と意欲を語る。ゲストとして登場したゆりやんレトリィバァは、英語で「ヘルシーなあなたは、まさに『シセイドウ』のグローバルアンバサダーにぴったり」と今後の活躍についてエールを送った。森が登場する動画については、「星ちゃんが使っている化粧品で、こうなりたいと憧れる」という。
松村美穂「シセイドウ」ブランドマネージャーは、「私たちは日本発のビューティブランドで、洗練された日本らしい独自性を持っている。全ての表現において日本の美に向き合い、固定概念に縛られず、時代ごとにアイデンティティーを再解釈して発信していきたい。“オイデルミン”は126年前、最先端の西洋医学と伝統的な東洋医学を融合して誕生した化粧品の先駆け。ギリシャ語の『EU(良い)』と『DERMA(皮膚)』を掛け合わせた原点を甦らせることで、ブランドが実現する生命力溢れる美しさを一層発信したい。森さんは、世界を舞台に、新しいことにチャレンジし続けることで多くの女性の共感を得ている。まさにブランド『シセイドウ』を体現するアンバサダー。多岐にわたるコラボレーションを考えている」と話した。森は“オイデルミン エッセンスローション”について、「混合肌の私にぴったり。ナチュラルで暮らしにスッと溶け込む魅力がある。朝つけると、肌がパッと目覚めるような感覚」と話す。
資生堂によると、ブランド「シセイドウ」は現在、国内で50万人の継続ユーザーを抱えている。“オイデルミン エッセンスローション”は、世界初の技術でプラスチックを削減したリフィルも発売。リフィルを購入するとプラスチックを92%削減できるという試算を公表している。