「オルビス(ORBIS)」は3月22日、エイジングスキンケアシリーズ“オルビスユー”からシリーズ初のベースメイクを発売する。アイテムはプライマーとクッションファンデーションの2種類で、中国、台湾、シンガポールでも順次発売。販売初年度のシリーズ売り上げ8.5 億を目指す。
「オルビスユー」はエイジングスキンケアブランドとして2014年に誕生。18年には香料や着色料などを配合しないブランドポリシーはそのままに処方からパッケージまで全てを刷新し、ポーラ・オルビスグループのエイジングケアの研究開発、知見を注ぎ込んだ。このリニューアルを機に同社調べで累計1806万個突破(2018年10月1日~2022年11月30日)したほか、各美容媒体でベストコスメを多数獲得するなど、ブランドを代表するシリーズに成長した。22年8月には肌の基礎体力”に着目した2度目の全面刷新を行っている。
国内化粧品市場はコロナ禍の影響で20年からメイク分野売上全体が減少の傾向にあるが、オルビススキンケア製品の購入者はベースメイク併買傾向が高く、22年時は全体の32.5%が併買していた点に着目。ベースメイクとスキンケアにおける相関性から、大きな伸長性が見込めると判断した。また、日中メイクをしている時間は長く、スキンケアにとってベースメイクは重要な役割を果たすことから、「塗っているだけで本格スキンケアケア」ができるベースメイクの開発を目指した。
誕生した“オルビスユー トリートメントプライマー” [SPF50・PA+++](30g 、税込 1760円、以下同)、“オルビスユー トリートメントクッションファンデーション” [SPF30・PA+++](全4色、パフ付きリフィル2530円/別売りケース880円、別売りパフ440円)は、ともにバリア機能の低下により外敵ダメ―ジを受けやすくなり、肌不調が現れる状態を繰り返す点に着目。守るケアと潤いを与えるケアで、メイクアップ中の肌を優しくケアする。