歌手のリアーナ(Rihanna)が、2月12日(現地時間)に開催される米最大のスポーツイベント「第57回スーパーボウル(Super Bowl 2023)」のハーフタイムショーに出演することを記念し、恋人でラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)と共にスポーツブランド「ミッチェルアンドネス(MITCHELL & NESS)」とコラボレーションしたコレクションを発表した。現在、NFLと「ミッチェル&ネス」およびスポーツ用品企業ファナティクス(FANATICS)の公式オンラインストア、一部セレクトショップで販売中だ。
“フェンティー フォー ミッチェルアンドネス(FENTY FOR MITCHELL & NESS)”と名付けられたコラボコレクションは、コーチジャケットやフーディー、オーバーサイズのロングスリーブTシャツ、Tシャツなどを用意。2022年9月にリアーナがハーフタイムショーに出演することが発表された際のフライヤー画像をはじめ、NFLのロゴやボールのグラフィックを落とし込んだ。価格は45~135ドル(約5800~1万7500円)など。
リアーナは“フェンティー フォー ミッチェルアンドネス”のほか、今月初めには自身が手掛けるランジェリーブランド「サヴェージ×フェンティ(SAVAGE X FENTY)」からもフーディーやスエットパンツ、ジャージー、ビーニー、ボクサーパンツ、バンダナなど、ハーフタイムショーの出演を記念した全17型のアイテムを販売している。
「ミッチェルアンドネス」は、1904年にアメリカ・フィラデルフィアでフランク・ミッチェル(Frank Mitchell)とチャールズ・ネス(Charles Ness)が設立。北米4大プロスポーツリーグ(NBA、NFL、MLB、NHL)を中心に、NCAA(全米大学体育協会)やMLSなどの公式ライセンスウエアも手掛け、スポーツシーンだけでなくストリートやヒップホップシーンからも人気を集める。22年2月には、ファナティクスのマイケル・ルービン(Michael Rubin)最高経営責任者がジェイ・Z(JAY-Z)やリル・ベイビー(Lil Baby)ら大物ラッパーと共に買収し、同年10月にはレブロン・ジェームズ(LeBron James)やケビン・デュラント(Kevin Durant)、スクーター・ブラウン(Scooter Braun)らがオーナーグループに加わった。