米プロバスケットボールNBAで活躍する八村塁は1月23日(現地時間)、ワシントン・ウィザーズからロサンゼルス・レイカーズにトレード移籍した。レイカーズに日本人選手が所属するのは、1947年のチーム創設以来初めて。ウィザーズでは、名前にちなんだ背番号“8”を付けていたが、レイカーズでは故コービー・ブライアント(Kobe Bryant)の永久欠番となっているため“28”となる。
八村は、2019年にNBAドラフト会議で日本人初となる1巡目でウィザーズに入団すると、2年目までは全試合にスタメン出場。しかし、3年目の2021-22シーズンは怪我と新加入選手の活躍から控えに回ることが多く、22-23シーズンもベンチスタートが続いていたが、1試合平均得点は前年を上回り、キャリアハイとなる1試合30得点を2度記録していた。
会見で八村は、「自分では変な感じというか、夢の中にいるような感じ。このチームの目標は優勝を勝ち取ること。そういうメンタリティーをしっかり学んでいきたい。(ゴンザガ大学時代に)チームメートには『将来はロサンゼルスがホームになると思う』といつも話していた。こうして今、レイカーズにトレードされてロサンゼルスがホームになるのはすごくうれしいし、楽しみ」とコメントした。
なおウィザーズは、レイカーズからケンドリック・ナン(Kendrick Nunn)と3つのドラフト2巡目指名権を獲得している。