アートディレクター兼デザイナーとして活動する五十嵐有が、2月3〜5日に写真展を東京・北参道のテリトリー・ギャラリー(Territory Gallery)で開催する。2019年にフォグラファーデュオのスルーアイズオブルビー(Through Eyes of Ruby)とイギリス・サウスロンドンのライブ会場ウィンドミル・ブリクストン(Windmill Brixton)で合同展示した以来、日本では初公開となる。
同展では、アンダーグラウンドで活動する若手の英バンドをはじめ、ライブ会場に訪れた人々を撮影した写真を並べる。また、展示している一部の写真とフォトブックも販売する。さらに、五十嵐が運営するレーベル「ローカル・アライアンス(Local Alliance)」と英音楽カルチャー誌「ソーヤングマガジン(So Young Magazine)」と21年にコラボレーションしたアパレルウエアを用意。加えてミュージックレーベル「スローダンスレコーズ(Slow Dance Records)」と協業した一部のアイテムもそろえる。
五十嵐は、デザイン会社に勤めた後に独立。それから定期的にロンドンへ足を運び、アンダーグラウンドシーンの若者の写真を撮りながら、プロダクション会社のオールフォール(ALLFALL)を設立した。現在はアパレルメーカーのシーズンビジュアルや映像、グラフィックなどを制作するほか、国内外のアーティストやフォトグラファーとコラボしたアパレルウエアも手掛けている。
同ギャラリーでは、キュレーターを務める石動丸倫彦によるコーヒースタンドも併設している。
■写真展
会期:2月3〜5日
場所:Territory Gallery
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-23-6-101
時間:12〜19時