ニューバランス(NEW BALANCE)はこのほど、米MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平・選手との複数年にわたるエンドースメント契約を発表した。具体的な契約内容は明かされていないが、今後さまざまなキャンペーンに大谷選手が登場するほか、2月中にはアイコンスニーカー“574”を初めて野球用スパイクにアップデートしたコラボスパイク“574 クリーツ(574 CLEATS)”を発売するという。
今回の契約について大谷選手は、「これからも野球人生を続けていく中で、“ニューバランス・ファミリー”の一員になれたことをとても嬉しく思う。ニューバランスは、プロダクトが革新的で素晴らしいだけでなく、アスリートが自分らしくいられるような本物のグローバルブランド。彼らとともにゲームチェンジしていけることに興奮している」とコメント。また、ニール・ブルックス(Neil Brooks)ニューバランス ヘッド・オブ・ベースボール・スポーツマーケティング は、「大谷選手は、さまざまなスポーツの中でも“ニューバランス・ファミリー”のアスリートの仲間にふさわしい、世代に一人のアスリート。彼は決して満足することなく、常に自分自身とチームが良くなるように努力を続け、フィールド上でのパフォーマンスでそれを表現している。大谷選手と関係を築いていくことで、彼が夢を実現し、その過程で誰もが知るゲームを真に変えるサポートができることが楽しみだ」と話した。
大谷選手は、アマチュア時代からアシックス(ASICS)の製品を使用し、プロ入り2年目の2014年シーズンから同社とアドバイザリースタッフ契約を締結していた。しかし、2023年シーズン前の自主トレーニング中にニューバランスの製品を使用している姿が目撃され、鞍替えが噂されていた。
ニューバランスはここ数年、トップアスリートやアーティストとの契約に積極的で、ラッパーのジェイデン・スミス(Jaden Smith)やジャック・ハーロウ(Jack Harlow)、NBAのカワイ・レナード(Kawhi Leonard)、フットボーラーのネイマール(Neymar)やブカヨ・サカ(Bukayo Saka)、女子400mハードルの現世界記録保持者であるシドニー・マクローフリン(Sydney Mclaughlin)、女子プロテニス選手のココ・ガウフ(Coco Gauff)らが“ニューバランス・ファミリー”に加わっている。