ゴルフウエアのグリップインターナショナル(神戸市、桑田隆晴社長)は、主力ブランド「ヒール クリーク(HEAL CREEK)」の旗艦店を東京・六本木ヒルズに3月3日開く。売り場面積は90平方メートル。同ブランドは百貨店にショップインショップを構えるほか、韓国でも店舗展開しているが、旗艦店を機にグローバルへの発信力を高める。
2日に行われた発表会に登壇した桑田社長は「02年にブランドをスタートした頃、ちょうど六本木ヒルズが開業(03年)。ありがたいことに、森ビルから出店の声がかかった。(家賃を相場よりも)安く設定していただいたが、それでも当時の私たちにとっては高嶺の花で、実現に至らなかった。それから20年。会社も成長し、世界にブランドを発信する場として、六本木ヒルズ以外は考えられなかった」と振り返った。
発表会には契約プロの青木瀬令奈選手(リシャールミル所属)も駆けつけた。「ヒールクリーク」を着て3年目という青木選手は「私はその日の気分で着るウエアを選ぶ。『ヒールクリーク』は朝、選ぶのが楽しい」と話した。