「ランコム(LANCOME)」はこのほど、ブランドのグローバルアンバサダーにアメリカのZ世代からファッションアイコンとして支持を集めるエマ・チェンバレン(Emma Chamberlain)を起用した。
エマ・チェンバレンは16歳のときに自身のユーチューブチャンネルを開設し瞬く間にブレイク。飾らない人柄とユニークな動画編集スタイルから生まれるソーシャルコンテンツに人気が爆発し、「Be yourself(ありのままの自分)」ムーブメントの旗手となった。ソーシャルメディア上のフォロワーは3000万人近くに上り、2020年には自身のブランド「チェンバレン・コーヒー(Chamberlain Cofee)」を立ち上げるなど起業家としての顔も持つ。21年には経済誌「フォーブス(Forbes)」が若手世代の特筆すべきイノベーターを表彰する「30歳未満30人(30 UNDER 30)」のソーシャルメディア部門に選出された。
フランソワーズ・レーマン「ランコム」グローバルブランド プレジデントは、「エマは自身がシェアする価値観によって、同世代全体から慕われている。重要なトピックについて語るときに光る、彼女の嘘のない語り口やユーモアには、ただただ脱帽させられる」とコメントした。