ファッション

DXのスタートは「自分ごと化」から!職種別DXのトリセツ

有料会員限定記事

 いよいよ日本企業の「Digital Transformation=DX」が待ったなしの状況になってきた。インターネット化&デジタル化のスピードはとどまるところを知らず、企業を取り巻く環境は激変が続く中で、創業したばかりのスタートアップから長い歴史を持つ老舗企業まで、あらゆる企業が環境に合わせてビジネスモデルを刷新する必要がある。では、何をすべきなのか。どう変えていくのか?そのやり方は?そもそもDXは誰に関係することなのか。結論を先に言えば、「DXはビジネスパーソンなら誰もが考え、実行すべきこと」だ。今回の特集では、誰もが「自分ごと化」できるよう主要な6職種の「DXのためのトリセツ」を提案する。(本記事は1月23日号「WWDJAPAN」に掲載されたものです)。

 経済産業省と情報処理推進機構は昨年末、「デジタルスキル標準」と題したリポートを発行した。DXが必要となる背景やDX推進のための組織設計、考え方、必要なスキルなどを網羅しており、いわば日本企業が遅れていると言われる「DXのためのマニュアル」だ。このリポートから分かるのは、DXの本質とは、単純に個々の事業やビジネスモデルを変えることではなく、全社員がデジタル化を「自分ごと化」して、それぞれの持ち場で進めていくことなのだ。考えてみれば当たり前のことで、インターネットとデジタルを筆頭にした情報革命の波は、社会・経済、環境などあらゆる面に及んでおり、一部だけをデジタル化すればいいというものではないからだ。

この続きを読むには…
残り1459⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。