ファッション
連載 ミステリーショッパーが行く!

「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」は品物も空間も唯一無二、ファッションの楽しさを教えてくれる 連載「ミステリーショッパーが行く!」

有料会員限定記事

 百貨店からショッピングセンター、個店、ECまで、さまざまなショップを覆面調査員がリポートする連載「ミステリーショッパーが行く!」。今回は、川久保玲がディレクションするセレクトショップ「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」を調査。東京・銀座のすずらん通りに面するギンザコマツビルの地上1〜7階に入り、“美しきカオス”をコンセプトにラグジュアリーからストリートまで約300のブランドをそろえる。(この記事はWWDジャパン2022年12月26日号からの抜粋です)

■今回の担当調査員
加賀美勉(56)
PROFILE:百貨店やコンサルティング会社を経て、現在は商業関連メーカーで販促プロモーションの開発にいそしむ。自称“プロの消費者”として百貨店をウオッチし続ける。革靴とワインを語り始めると止まらない

高瀬浩子(46)
PROFILE:百貨店でインポートブランドの販売、広報を経験後、インテリアパーツの輸入・販売代理店に勤務。出産を経験し、今は実務翻訳家として活動。買い物は、マッサージを超えた究極の癒し!と公言

調査日:加賀美調査員2022月12月15日(木)16:00〜 曇り 10℃、高瀬調査員2022年12月17日(土)15:00〜 晴れ 7℃
ILUUSTRATION:ERI KOJIMA

【環境・施設】

加賀美:銀座駅から徒歩5分。フロアは1〜6階がファッション、7階はカフェがメインです。どの階もメンズとウィメンズのアイテムが見られるので、カップルや夫婦でも楽しめます。

高瀬:多層構造ながら、エスカレーターの位置が分かりやすく移動のストレスは感じません。施設としては薄いグレーのコンクリートの床と白い壁、均一に配光したダウンライトとシンプルなのですが、アート感覚にあふれた什器や装飾物が並び、気分が高まります。

加賀美:おなじみのバッタの彫刻をはじめ、トタンで構成したレジカウンターや木のチップを無数に重ねて立ち上げた柱など、美術館のようにワクワクするしつらえですよね。フロアやブランドごとに雰囲気が変わるので、新鮮な気持ちで回遊できます。

この続きを読むには…
残り1119⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。