アディダス(ADIDAS)は、カニエ・ウェスト(Kanye West)ことイェ(Ye)と手掛けていた「イージー(YEEZY)」の公式オンラインストア「イージーサプライ(YEEZY SUPPLY)」を閉鎖したと複数の海外メディアが報じている。
「イージーサプライ」は、「イージー」のスニーカーやアパレルを取り扱う専門サイトとして2017年にオープン。しかし、22年10月にアディダスがイェとのパートナーシップを解消して以降は欠品状態の表示が続き、現在サイトは閲覧不可となっている。なおアディダスは、イェとのパートナーシップ解消を発表した際、「イージー」の既存商品はロゴなどを変更して今後も販売を継続すると説明していたが、依然として展開されず詳細は不明だ。
アディダスとイェは、ナイキ(NIKE)から鞍替えする形で15年2月に初めて協業。スニーカーシリーズ“イージー ブースト 350(YEEZY BOOST 350)”をはじめ、人気モデルを数多く生み出し長らくスニーカーブームをけん引していたが、イェの反ユダヤ主義を含むヘイトスピーチや相次ぐ問題行動から約7年半にわたる関係を解消した。