「WWDJAPAN」のソーシャルエディターは毎日、TwitterやFacebook、Instagram、そしてTikTokをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしている。この連載では、ソーシャルエディターが気になるSNSトレンドを投げかけ、業界をパトロールする記者とディスカッション。業界を動かす“かもしれない”SNSトレンドの影響力や、投稿がバズったり炎上してしまったりに至った背景を探る。今、SNSでは何が起こっているのか?そして、どう向き合うべきなのか?日々のコミュニケーションのヒントにしたい。今回は、初刷新についてバズが止まない、「ディオール(DIOR)」の人気リップ“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”に関するお話。
> 「ディオール」の“リップ マキシマイザー”が16年目で初の処方リニューアル ケア&ふっくら効果がアップして24色で登場
ソーシャルエディター浅野:「ディオール」の人気リップ“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”が発売から16年目で初めてリニューアルし、話題を集めています。ミントのクールな使用感と唇をふっくら滑らかに整えてくれるプランプ&ケア効果が特徴ですが、今回のリニューアルでは使用感はそのままに90%自然由来成分の処方に変更。さらに、注目すべきはカラーバリエーションを全24色と大幅に増やしたことです。既存のシアーな発色のものから、リキッドルージュのような高発色の“インテンス”やグリッターが華やかな“ホログラフィック”など、リップ美容液からメイクアイテムにまで幅を広げた印象です。
もちろん、SNSでも大きな話題になりました。“杏仁ミルクティー”や“粘膜ピンク”など独自の通称で呼ばれる人気カラーが生まれたり、既存色とリニューアル後の新色を照らし合わせる美容界隈ではおなじみの“特定班”も出動。全色をパーソナルカラー別に分けて色選びを提案する人がいたり、先行発売のタイミングで全色購入してレビューする猛者もいたりです。リップはリニューアルや製品入れ替えのサイクルも早い中、人気を維持し続けている“マキシマイザー”の底力を見た気がします。
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