ファッション

「ラコステ」が新クリエイティブ・デザイン・ディレクターを任命 協業ベースのチーム体制に

 「ラコステ(LACOSTE)」は、新たなクリエイティブ・デザイン・ディレクターに「アディダス」出身のペラギア・コロトロス(Pelagia Kolotouros)を任命した。2023年1月にルイーズ・トロッター(Louise Trotter)前クリエイティブ・ディレクターが退任した後、「ラコステ」はクリエイティブ面のアプローチを見直し、協業をベースとしたチーム体制に移行。今後はコロトロス新クリエイティブ・デザイン・ディレクターを中心に、社内外とのさまざまなコラボレーションを行っていくという。

 コロトロス新クリエイティブ・デザイン・ディレクターは、ニューヨークのパーソンズ美術大学(Parsons School of Design)を卒業。「セオリー(THEORY)」や「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」で経験を積んだ後、「イージー(YEEZY)」に加わり、特に「アディダス」との協業に関するアーティスティック・ディレクションのチームで活躍した。その後、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターに就任。「アディダス」に入社してからは、ビヨンセ(Beyonce)のブランド「アイビーパーク(IVY PARK)」や、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とのコラボコレクションにおけるテキスタイル、メンズおよびウィメンズ・コレクション、フットウエアなどの開発責任者を務めていた。

 「ラコステ」は今年、創業90周年を迎える。最近では、22年12月にインターパルファム(INTERPARFUMS)と15年間の世界的なライセンス契約を締結。既存のコティ(COTY)との契約終了後、24年に新しい香水ラインをローンチする予定。

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