ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」が展開する「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」は3月に2周年を迎える。強みであるメイクカテゴリーの伸長で、スタートからわずか1年で商品取扱高57億円、2023年3月期の商品取扱高は前期比75.4%増の100億円にまで拡大する計画だ。そんな「ゾゾコスメ」の7〜12月の商況について、ZOZOの平井勝ブランド営業本部 ブランド営業一部 ディレクターと豊田慶EC推進本部 カテゴリ推進部 コスメブロック ブロック長に話を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2023年2月27日号付録ビジネスリポートの先行公開です)
WWD:2022年下半期の商況は?
平井勝ZOZOブランド営業本部 ブランド営業一部 ディレクター(以下、平井):好調に推移し、前年同期比150%以上の実績。商品取扱高100億円を目指しており、目標に向けてラストスパートしている。10〜12月に発売したホリデーコフレが好調だ。「ゾゾコスメ」では2度目のホリデーシーズンのためアイテム数も増やしたほか、前年は10月下旬からだった展開を今回は10月上旬からにし、12月1日に俳優の北村匠海さんを起用した新ウェブCMをスタート。華やかなゴールドリップを塗った北村さんが豊富なコスメブランドも取り扱う「ゾゾタウン」を紹介する内容が評判を呼び、ホリデーの勢いを後押しした。その結果、ホリデーコフレの売り上げは前年の2倍近い伸びをみせた。ホリデーで好調だったブランドは、「ディオール(DIOR)」「イプサ(IPSA)」「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」「マック(M・A・C)」などだ。
WWD:ホリデー以外で好調だったブランドやアイテムは?
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。