ファッション

「ザ・ノース・フェイス」ダウン絶好調 ゴールドウインの営業利益が過去最高に

 ゴールドウインが7日に発表した22年4〜12月期連結業績は、売上高が前年同期比17.6%増の867億円、営業利益が同29.1%増の182億円、純利益が同50.8%増の162億円だった。基幹ブランド「ザ・ノース・フェイス(TNF)」で主力品の値上げを実施したものの、高価格の防寒着が想定以上に売れたため、営業利益で過去最高を更新した。

 「TNF」の人気のダウンジャケット“ヌプシジャケット”(中心価格3万〜6万円台)やフリース類が秋口の早い時期からよく売れた。21年冬にはベトナムのロックダウンで中綿入りブーツなどの防寒具の納期遅延が深刻化したが、今年は安定供給できたことも寄与した。

 好調を受けて23年3月期の連結業績予想を上方修正した。修正後は売上高1135億円(修正前は1060億円)、営業利益203億円(同170億円)、純利益200億円(同160億円)を見込む。


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