全国750店舗以上を展開する総合リユースショップ「セカンドストリート(2nd STREET)」で、2022年下半期に売れ行きが好調だったブランドやアイテムは何か?ゲオホールディングスの三島敏博カジュアル衣料服飾ストアディレクターリーダーと中川稜広報課に聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2023年2月27日号付録ビジネスリポートの先行公開です)
WWD:2022年下半期の商況は?
三島敏博カジュアル衣料服飾ストアディレクターリーダー(以下、三島):衣料服飾品の6〜8月(夏)の売上高は前年同期比20.2%増で、9〜11月(秋)は同18.8%増だった。他のリユース企業同様、店頭の客数が伸長し、売買客数ともにかなり上がったので、コロナ下で行動制限された前年に比べると伸長した。また、渡航制限の影響でインバウンド客が減り、主にラグジュアリーは苦戦を強いられていたが、9月以降は回復傾向。ECは前年に比べると、大きくは伸びていない。
WWD:主な顧客層は?
中川稜広報課(以下、中川):店舗でのポンタカード利用者のデータになるが、40代女性が最も多く、次いで50代女性、40代男性の順に、利用者が多い。
WWD:アパレル売り上げにおけるメンズ・ウィメンズの比率は?
三島:3900円以上の「個品」と呼ばれる、個別で登録される商品群の実績にはなるが、7:3ぐらいでメンズが多い。500円、900円、1300円、1600円といった、安価でリーズナブルなところを入れると、圧倒的にウィメンズだが、3900円以上のアイテムで見ると、メンズのほうが単価が高く、売り上げも大きい。
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