2月13日発売の「WWDJAPAN」は、「2023年春に売れている&22-23年秋冬に売れたもの」特集と、23年春夏オートクチュール・コレクション特集の2本立てです。
「売れている&売れたもの」特集では今回、伊勢丹新宿本店メンズ館(革小物売り場。以下、伊勢丹メンズ館)や阪急うめだ本店(ディー・エディット)、リステア、ステゥディオス(STUDIOUS)などの小売店のほか、「ユニクロ(UNIQLO)」や「シーイン(SHEIN)」「ウィゴー(WEGO)」「ラグナムーン(LAGUNAMOON)」などのファッションブランドを調査!23年のスタートダッシュを切った売れ筋商品トップ3と、春夏の売れ筋傾向、今後の動向予測などをまとめました。またビューティでは、「WWDBEAUTY」のベストコスメ企画で常連の“ザ タイムR アクア”などを有する「イプサ(IPSA)」や、20万円台の高機能美顔器が売れ筋トップに輝いた「ヤーマン(YA-MAN)」、「ファンケル(FANCL)」のサプリメントなどを調査しています。
さらに22-23年秋冬に売れたもの調査では、「ワークマン(WORKMAN)」の「#ワークマン女子」でのウィメンズ商品の売れ筋、「アグ(UGG)」のY2Kな厚底ブーツの人気商品、そして1月6日の一粒万倍日&天赦日に伊勢丹メンズ館で売れた財布などを聞きました。ちなみに今年の3月21日は、一粒万倍日と天赦日、さらには寅の日まで重なるトリプルなラッキーデー!同館は、革小物の売上が通常の3〜4倍になると見込み、今回紹介する売れ筋トップ3も含め、在庫を切らさないようブランドとコミュニケーションを交わしているそうです。
23年春夏オートクチュール特集では、同じシーズンのプレタポルテでも台頭した、肌見せに代表される“服と身体の関係性の探求”についてまとめています。ミニ丈のツイードスーツで若々しい「シャネル(CHANEL)」から、多様なスタイルで広がる顧客層のニーズに応えた「ディオール(DIOR)」、繊細なランジェリーのようなクチュールを発表した「フェンディ(FENDI)」、そしてハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)をゲストデザイナーに迎えた「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」などのブランドの最新コレクションを一覧で紹介しています。
そのほか、早くも24年春夏のトレンドが見えてくるミラノ・ウニカ、決算書などから考察する国内ユニクロ事業の賃上げと生産性、名品スキンケアのアップデートの背景なども探りました。ファッション&ビューティパトロールでは、回転寿司チェーン店でのSNS動画に心を痛めた人にこそ贈りたい、業界人のほっこり系投稿動画を紹介しています。
DESIGN : JIRO FUKUDA