キャンプ用品大手のスノーピークの2022年12月期連結業績は、純利益が前期比28.6%減の19億円だった。売上高は同19.7%増の307億円と引き続き高い伸びを維持した。しかし急激な円安と原材料の高騰で売上原価が増加し、人材投資によって販管費が増えたため、営業利益は同3.8%減の36億円で終わった。さらに国内既存店舗と英国法人の固定資産に関しての減損損失を7億7500万円計上したため、最終利益が目減りした。
キャンプ用品の販売自体は好調なため、一部商品の価格改定などを行った上で、今期は再び増収増益を見込む。23年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比17.0%増の360億円、営業利益が同36.1%増の50億円、純利益が同46.4%増の28億円。