ユニクロは5月、千葉・鴨川の亀田総合病院敷地内に「ユニクロ 亀田総合病院店」を出店する。病院内への出店は、2022年3月にオープンした東京・三田の済生会中央病院に続き2店舗目。売り場面積198平方メートルの独立した建物で、入院患者や外来患者だけでなく、近隣の一般客の利用も狙う。
済生会中央病院への「ユニクロ(UNIQLO)」出店を聞き、亀田総合病院からユニクロに問い合わせがあり、出店につながった。「(亀田総合病院は)地域医療を支える総合病院としてコミュニティーの中心になっていることから出店を決めた」とユニクロの広報担当者。
患者や医療従事者のニーズを満たすと共に、一般の病院内の売店では少ないコーディネートの打ち出しによって、ファッションや着こなしの楽しみも提案する。出店から1年弱が経った済生会中央病院の店舗では、「同店で初めて『ユニクロ』を買ったというお客さまが一定数おり、新たなロケーションでの出店に手応えを感じている」「今後も医療施設に限らず、これまでわれわれの“LifeWear”を届けることができていなかった客さまのいるロケーションに着目し、出店を進めていく」という。