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連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT

サプリと美容機器は“都合のよい人”!?【エディターズレター:BEAUTY ADDICT】

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※この記事は2023年02月16日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

 美容機器メーカーの社長が「1日3食の食事が化粧品だとしたら、適宜必要な栄養や免疫力を高めるサプリメントが美顔器」と話していて、腑に落ちました。必要に感じたときに欠かせないアイテムですが、継続して使うのは難しい理由がそこにあります。私自身も継続して摂取しているサプリメントはあるものの、毎日欠かさず飲んでいるかというと違います。でも、体調不良や肌の調子が悪いとサプリメントに頼る傾向があります。自分が求めるときに登場する“都合のよい人”的存在です(実際には都合のよい人はいません)。

 美容機器も同様で、頬のたるみが気になり、美顔器を使用すると「なんか口角が上がった気がする」と効果実感を得ると放置する期間が訪れる。継続したら肌状態を維持できるのは理解しているのに習慣にできない……。悩ましい問題です。日々新しい情報に触れているからだと思っていたら、美容業界とは程遠い分野にいる兄夫婦も継続できないといいます。理由を聞いてみたら「スキンケアやボディーケアをするだけでも色々ステップがあるから、美顔器までたどり着かない」と言います。確かに、自分もスキンケアだけでもフェイスパックした後に、化粧水と美容液、クリーム、アイクリームと5ステップあります。そこに美容機器を組み込むのは時間に余裕があるときと、悩み解決を求めているとき。やはり“都合のよい人”です。

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