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2月20日発売の「WWDJAPAN」はお仕事図鑑特集と題し、ファッション産業を支える職種やキャリアパスを紹介している。今回は特集でもタッグを組んだ「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」親会社のLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン ジャパン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON JAPAN 以下、LVMH)で、ファッション業界のお仕事事情を知るための座談会を開催。これから就職活動を行う学生ら4人が、LVMHファッション・グループ・ジャパンの人事を務める山野井郁子バイスプレジデント ヒューマンリソーシズに同社が求める人材像や、キャリアにつなげるために今できることを聞いた。また学生は、就活の際に注目する企業の姿勢などについて意見交換している。
WWD:まず、「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」「ケンゾー(KENZO)」の6ブランドを統括するLVMHファッション・グループ・ジャパンでのヒューマンリソーシズの仕事とは?
山野井郁子バイスプレジデント ヒューマンリソーシズ(以下、山野井):グループ内ブランドを超えて実施するイニシアティブ(ここでは発案・活動の意味)全般、例えばマネージメントの採用、人材開発(人の配置や異動)に関わっています。チームとしては給与や福利厚生、ファシリティ(ここでは環境整備の意味)を担当する専門性チームと、ヒューマンリソーシズ ビジネス パートナーがいます。
小山優奈さん(以下、小山):LVMHにはどんな職種がありますか?最近誕生した、新しい職種はありますか?
山野井:LVMHジャパン全体で約9000人の社員のうち、約85%はお店、15%がオフィスで仕事をしています。オフィスで働く人の職種にはリテール(店舗を統括する職種)やVMD(ビジュアル・マーチャン・ダイジング)、MD(マーチャンダイジング)、PR(広報)、マーケティングなどがあります。それ以外では、人事やファイナンス、経理、サプライチェーン、ロジスティクスなど。お客さまのデータを管理・分析するCRM(Customer Relationship Management)、Eコマース、オムニチャンネルなどは、比較的新しい職種と言えるかもしれません。
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