一般的に乳液と比較すると、油分の配合量が多いとされる「フェイスクリーム」。乾燥が気になる季節に欠かせない「フェイスクリーム」の売り上げTOP5を「アットコスメトーキョー」にリサーチした。1月は前年同月よりも売り上げが好調で、男女ともに支持の高いアイテムがランクインした。（集計期間2023年1月1～31日）
【アットコスメトーキョー「フェイスクリーム」売り上げTOP5】
1位「コスメデコルテ（DECORTE）」“リポソーム アドバンスト リペアクリーム”（50g）税込1万1000円
2位「エリクシール（ELIXIR）」“エリクシール ルフレ バランシング みずクリーム”（60g）税込1980円
3位「キールズ（KIEHL’S SINCE 1851）」 “キールズ クリーム UFC”（27g）税込2970円
4位「カネボウ（KANEBO）」“カネボウ クリーム イン デイ”［SPF20・PA+++］（40g）税込8800円）
5位「サミュ（SAM’U）」“PH センシティブクリーム”（50mL）税込3300円）
1月の「フェイスクリーム」の売上高は前年同期比2.4倍、売上数量は同1.7倍となった。下野あやのアットコスメトーキョー店長は、「売り上げ、数量ともに前年より好調。『フェイスクリーム』カテゴリーは伸長している」と話す。ランキング1位の「コスメデコルテ」は、キメが整い、ふっくら肌へと導く。「保湿感を求めるお客さまに支持されていて、プレゼント購入も多い」。2位の「エリクシール」は、「まるでわらび餅のような不思議な質感で、肌になじませるとサラッとする。男女問わず使用されることが多く、特にニキビに悩む顧客が購入している」。
3位の「キールズ」は、「ブランドの代名詞的商品。まるで乳液のような軽いテクスチャーで、水クリームよりも乾燥ケアしたい人におすすめ。無香タイプでジェンダーを問わず使用されている」。
4位「カネボウ」は「下地クリームとしても使える日中用クリーム。パール配合で、肌印象が明るく。使ったときの保湿感や、透明感などが好評」。5位の「サミュ」は、「ベタつかず軽めのテクスチャー。コスパが良く、スキンケアに、新しく組み込みやすい」とコメント。
――― 下野店長のおすすめアイテムは？
下野店長：3つある。まずは、訪日客の反応がいい「ベネフィーク（BENEFIQUE）」“クリアバウンスクリーム”［医薬部外品］（40g、税込1万1550円）。伸びのいいテクスチャーで、肌なじみが良い。ハリ、美白へのアプローチが期待でき、個人的には、開き毛穴が目立ちにくくなった気がする。私の使用感としては、クリームのベタつき感も全くなく肌が潤っているのが実感できるので、乾燥肌でもこっくりしているクリームがお好みではないお客さまにおすすめしやすい。
「ディープログラム（D PROGRAM）」の“スキンリペアクリーム”［医薬部外品］（45g、税込3960円）もおすすめ。使いやすいジェルベースのテクスチャーが特徴で、私自身、超乾燥肌だが保湿感が十分に感じられた。保湿したい人、乾燥からくる肌荒れが気になる人に推薦したい。「ドランクエレファント（DRUNK ELEPHANT）」“ドランク エレファント プロティニ ポリペプチド クリーム”（50mL、税込7920円）は、適度な保湿感だが翌朝の肌が滑らかになる。
――― 「フェイスクリーム」以外で、好調なカテゴリーは？
下野店長：美容液カテゴリーが好調だ。「コスメデコルテ」の“リポソーム アドバンスト リペアセラム” （30〜75mL、8250〜 1万6500円）や、「イニスフリー（INNISFREE）」の“レチノール シカ リペア セラム”（30ml、税込3960円）が売り上げをけん引している。肌荒れや乾燥などを感じ、普段のお手入れにプラスして使われる傾向にある。
