ワールドの100%子会社フィールズインターナショナル(以下、フィールズ)は今春、新ブランド「ギャレスト(GALLEST)」をスタートする。2月22日からワールドの公式ECサイトで販売をスタートするほか、同日に1号店をオープンする。また、「インディヴィ」の一部店舗でも取り扱う。
「ギャレスト」はワールドの主力ブランドであり、フィールズが百貨店を中心に手掛ける「インディヴィ(INDIVI)」の事業部が立ち上げた。シャープな着こなしを提案するキャリアブランドの「インディヴィ」に対し、「ギャレスト」は時代に沿ったモードなカジュアルスタイルを提供。「インディヴィ」のDNAを持ちつつ、新たな顧客開拓を目指し、百貨店や駅ビル、ファッションビルへの出店を視野に入れる。
主な商品と価格は、コートが1万5000円〜、ワンピースが1万1000円〜、ジャケットが1万円〜、スカートと靴が各9000円〜、パンツが8000円〜、ブラウスが7000円〜、ニットとカットソーが各6000円〜。ファーストシーズンでは、ジレとクロップドパーカをセットにした軽量素材の3ウエイマウンテンパーカ(税込み2万6994円)や安定感のある高さと柔らかな素材で疲れにくく設計したミュール(同9999円)など、機能性や着心地にも着目。またジャケットとトップス、ボトムスを同じ素材にすることでセットアップでの提案も充実させている。
1号店は、近鉄百貨店奈良店にある「インディヴィ」を「ギャレスト バイ インディヴィ」に業態転換しオープンする。取り扱いは「ギャレスト」のみ。内装デザインを手掛けたのは、「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」青山店や「サンモトヤマ(SUN MOTOYAMA)」銀座本店などを設計した建築家の柳原照弘率いるテルヒロ ヤナギハラ スタジオ(TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO)。ブランド名の由来でもあるギャラリーのような空間を表現した。今後も屋号名は「ギャレスト バイ インディヴィ」で展開する予定だ。