ファッション

H&M、2023年春のデザイナーコラボの相手は「ミュグレー」

 「H&M」は2023年春のデザイナーコラボレーション企画として、ケーシー・カドウォールダー(Casey Cadwallader)がクリエイティブ・ディレクターを務める「ミュグレー(MUGLER)」と協業すると発表した。「ミュグレー H&M(MUGLER H&M)」の発売日や商品ラインアップなどは未公表。

 「ミュグレー」はフランス人デザイナー、ティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)が1974年にパリで創業したブランド。パッドで張り出したショルダーラインと絞ったウエストで作るパワフルなシルエットを象徴とし、1980〜90年代に人気を博した。近年はニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)やデヴィッド・コーマ(David Koma)がディレクションを担ってきたが、17年に「アクネ ステュディオス(ACNE STUDIOS)」出身のカドウォールダーがウィメンズのディレクターに就任。「無名デザイナーの抜擢」などと話題になった。23年1月には、3年ぶりのランウエイショーを“シーナウ・バイナウ”形式でパリで行なった。

 H&Mは、04年に協業した故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)を皮切りに、「コムデギャルソン(COMME DES GARCONS)」、ランバン(LANVIN)」、「シモーネ ロシャ(SIMONE ROCHA)」などと協業してきた。21年秋には、古田泰子の「トーガ(TOGA)」とも協業している。

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