トータルビューティカンパニーのウカ(UKA)は2月24日、“uka ヘナシリーズ”のホームケアプロダクトを発売した。ヘアスタイリストshuco監修のもと、100%天然で無農薬栽培で育てられた沖縄県産のヘナを採用し、香りつきや仕上がりのカラーを選べるブレンド済みまで12種類(税込4290〜5390円)をラインアップ。東京ミッドタウン六本木店と広尾店で取り扱う。
両店舗では“uka ヘナシリーズ”を使ったカラーリング施術も可能で、ヘアスタイリストに相談をしながら色を決めたり、染め方のコツを確認したりできる。サロンでカラーを受けられるほか、自宅でセルフカラーもでき、ライフスタイルに合わせて選べる。
“uka ヘナシリーズ”のホームケアプロダクトでは天然の藍色染料植物であるインディゴをヘナにミックスすることで赤みを抑えた髪色も楽しめる。shucoが配合を担当し、自然なブラウンのブレンドⅠ、ブラウンよりダークな色みのブレンドⅡがそろう。使い方はお湯に溶いて、髪全体に塗布するだけ。白髪部分だけでなく全体につけることで、染めながらトリートメントでき、脱色されている部分だけがヘナ色に染まる。昨年11月には特設サイトをオープンし、仕上がりのビジュアルや体験者の声、Q&Aなどを掲載。Youtubeではshucoとのコラボコンテンツも公開している。
「ウカ」ではスタイリストたちが7〜8年ほど前から、アレルギーの顧客が増えていることに懸念を抱き、頭皮のコンディションに悩む人のために技術を磨き、“ケンザン”などの商品を開発してきた。しかし、根本的な解決には至っていなかった。そんなときに今回監修を担当したヘアスタイリストshucoが愛用しているという髪を染めながら、トリートメントも、育毛も、デトックスもかなうインドで古くから使用されている美容法のヘナに着目。アレルギーのお顧客が求めているのはヘナだと確信した。一方で当時、100%植物性でなかったり、オーガニックでなかったり、オレンジ色になる、染まるのに時間がかかるといったヘナのマイナスイメージが先行し、手に取りづらい雰囲気があった。そんなイメージを払拭し、本当のヘナの良さを伝えたいというshucoの思いが一致し、ともに開発を始めた。