マツキヨココカラ&カンパニーは4月1日、BTSをはじめとした韓国アーティストが起爆剤となり広がり続けている韓国風メンズメイクがかなうメンズブランド「イイサム(IISAM)」を、プライベートブランド「マツキヨ(MATSUKIYO)」から限定発売する。アイテムはマルチパレットとトーンアップクリームで、メイクアップの方法が分からない初心者に向けたハウツー動画を用意したほか、3月14日から3日間限定で韓国スタイルのメンズメイク体験と、メイクした姿を撮影できるセルフ写真館をオープンする。
昨今の韓国メイク人気は女性のみならず男性にも広がりを見せているが、女性向けブランドと比べると男性向けの韓国コスメブランドは少ないことから企画した。開発にあたり、“リアル韓国スタイル”のデザインで若年層から人気があるヘアサロン・NORAとタッグを組んだ。ブランド名は韓国語の「1(イル)・2(イ)・3(サム)」から名付けている。
第1弾として登場する限定の“マルチパレット”(税込3190円、以下同)はこれ1つでフルメイクが完成できるよう、アイシャドウ、アイライナー、アイブロウ、シェーディング、ノーズシャドウ、コンシーラー、リップカラーを1つのパレットに詰め合わせた。2種類のチップと2つのブラシも付属する。肌の色味を明るく見せる“トーンアップクリーム”(32mL、2640円) はドクダミエキスやシカ成分などの保湿美容成分を配合しているほか、洗顔料だけで落とせる点も特徴となっている。
初心者にもメイクの楽しみや美しくに仕上げるための手順を紹介するポップアップストアと写真館は東京・渋谷区のGENICBOOTHで開催。費用は無料で、専用サイトから予約を受け付ける。
日本でのメンズコスメは2018年に「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」や「ボーイ ドゥ シャネル(BOY DE CHANEL)」が登場したのを皮切りに徐々に拡大。資生堂は「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」や「ウーノ(UNO)」からBBクリームやアイブロウなどを展開しているほか、花王は22年12月からZ世代(10代〜20代前半)の男性に向けた化粧品ブランド「アンリクス(UNLICS)」をスタートさせ、メイクアップベースを発売している。
■「イイサム」ポップアップイベント
日程:3月14〜16日
時間:10:00~17:00
場所:セルフ写真館 GENICBOOTH
住所:東京都渋谷区神南1-20-3 渋谷KSビル2F