ビューティ

「ディプティック」から紙の上に広がるインクを想起させる新作フレグランス登場 まとう人の個性を引き出す香り

 「ディプティック(DIPTYQUE)」は3月16日、新作フレグランス“ロー パピエ”を発売する。“ロー パピエ”とは、フランス語で“水と紙”のこと。このフレグランスは、イマジネーションを表現するキャンバスである“紙”にオマージュを捧げたもので、紙に染み込むインクを連想させる香りになっている。

 シリアルやごまなどの種子のエキスがインクの香りを想起させ、ムスキーノートが官能的な趣を高める。そして、ミモザのパウダーノートが優しく香り、紙の上に広がるインクのように、まとう人の肌の上で時間の経過とともに、さまざまな表情を見せる。

 調香を担当したファブリス・ペルグラン(Fabrice Pellegrin)は、「『ディプティック』のために香りをつくることは、一冊の本を書くようなものだ」とコメント。

 ラベルは、フランス人アーティストのアリックス・ワリーヌ(Alix Waline)が担当。ラベルを通して香りのストーリーを3次元のイメージで描き出している。ラベルの表には、インクの濃淡によるモチーフやラインでさまざまなニュアンスが描かれており、裏側のイラストは、紙の素材感やホワイトムスクの柔らかさを、いく中にも描かれた細やかなラインはライススチームアコードを、畝のようなモチーフはウッディ アコードを、おぼろげなインクはミモザのノートを表現。見る人それぞれによる解釈でイマジネーションを膨らませ香りへ思いを馳せるようなイラストになっている。“ロー バピエ”は、紙の香りを体現し、まとう人の個性を引き出すユニークなフレグランスだ。

 価格は、税込2万2770円(100mL)、1万6280円(50m L)。

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