※この記事は2023年03月07日に配信した、メールマガジン「エディターズレター（Editors' Letter）」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから。
先日、総合格闘家の朝倉未来さんがユーチューブで、自身が手がける格闘技大会「ブレイキングダウン」について熱く語るのを聞き、「なるほど！」と何度も頷きました。私は格闘技への関心と知識はほぼないのです、たまたま流れてきた朝倉さんとキックボクサー安保瑠輝也さんの対談内容が今時のコンテンツ制作のツボを突いており、先週ミラノで見てきたラグジュアリーメゾンのSNS戦略と合致したからです。
「ブレイキングダウン」とは、“１分で最強の男を決める”というコンセプトのもと、格闘技大好きなシロウト＆クロウトが1分で決着をつける格闘技。ポイントは、その１分の前に繰り広げられるオーディションで、闘いたい者は口上を述べたり（自分はどれだけ強いか、どれだけ苦労したかなど）、一発触発なつば迫り合いを経たりして、プロデューサーにより対戦相手が決まります。
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