「スリー」を擁するACROが「アンプリチュード」と「イトリン」の年内でブランド休止を発表してから、ツイッターのトレンド1位になったり、ECサイトや店舗で駆け込み需要が増えたりしています。ツイッターをみると「憧れのブランドだったので、いつか購入したいと思っていた」という書き込みを目にしました。この人たちが最後に手に入れたいと購入に走っているようです。
ブランド休止の一報を経ての駆け込み需要の話を聞くと、なんとも言えない気持ちになります。憧れのブランドをなんとか手に入れたいと思う人が多ければ、ブランド休止にならなくて済んだのにと。「いつか購入したい」という気持ちを、「いま購入したい」に転換するために必要なコミュニケーションはあったのだろうかとも考えます。2ブランドの休止について社内で話していた際、「今の時代はブランドディレクター本人がSNSで発信しているケースが多いですが、それが足りなかったのでは……」というスタッフがいました。確かにそれも一つの要因かもしれませんね。
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